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tt『』
rt「」
本編中伏字なし
「は…なんで」
いや、夢だから何でもあり…なのか。
『なんだかやつれちゃったね』
「……はは」
「お前がいなくなってから俺は駄目になっちまったよ」
『ウェンくんもマナくんも心配してるよ』
「そうだな、」
『2人のためにも元気出してよ、僕のこと忘れてくれとは言わないけどさ』
『リトくんが責任を感じる必要はないんだ』
『あの2人にもう心配かけちゃだめだよ』
「そんなことどうでもいい、お前がいないのに俺は頑張れねぇよ」
『……』
テツもヒーロースーツを着ていた。
ゴーグルには山を作った目がにこにこと映し出されている。
どんな顔してんだろ。
俺はテツに近づいて手を伸ばした。
『駄目だよ』
テツはそう言って身軽く後ろにジャンプし、俺から距離を取った。
「なんで、?」
テツに触れたい。
『駄目なものはだめなんだ』
なんだか寂しそうにそうに言った。
「…なら、せめて顔だけでも見せてくれよ」
『それも駄目だよ』
「なんで…ッ!」
俺は拳を握りしめた。
せっかくこうやって会えたのに。
夢ならいいじゃねぇかよ…夢くらい…。
『戻れなくなっちゃうよ』
「それでも!」
『リトくん…』
「なんだよ……」
『僕はOriensが好きだよ』
『マナくんもウェンくんも好き』
「…そうかよ」
なら…
「俺は?」
『あははッ、また言わせる?』
「…… 」
『……』
『___』
そこで俺は目が冷めた
「………」
ツツ…
俺の頬には涙がつたっていた。
テツは最期に……
チクタクチクタク
「もうこんな時間か…」
今日も任務がある。
俺はすぐに準備をして家を出た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きます