コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
目が覚めたら、病院に居た。
正直めちゃくちゃ困惑した。
えっ、、僕死んだんじゃないの???
へ?、、、どゆこと???
そうすればすぐに医者が来て、困惑していた僕に言った。
「君くらいの年齢の人が助けてくれたんだよ」
そうなんだ、、、
僕は納得した。
でも、その人に感謝したい
僕は聞いた。
「その人って今どこに居ますか?」
お医者は首を横に振りながら答えた。
「残念ながらその人は君を病院に連れて行った後、すぐに何処かへ行ってしまったよ」
そうですか、、、、
感謝したかったけど、、、、仕方ないか、、、
気がつけば僕はスミレの花を握りしめていた。
「ああ、、それね死にそうだった時もずっと握りしめて居たんだよ、、」
医者が言った。
僕はそれで気がついた。
(この人だったら分かるかも、、)
そして問う。
「スミレの花言葉って知ってますか?」
医者は少し悩んでからスマホで調べた。
「スミレの花言葉は、、”小さな”幸せだって」
医者に言われた瞬間。
僕は”小さな”という言葉に注目した。
そして、、ようやく分かった。
彼女の言っていた意味が。
つまり、、、小さな僕は、、、、小さな幸せってことか、、、
僕は、、もう「幸せ」だったのか、、、
もう、、「孤独」じゃないのか、、、、、、、
その嬉しさに涙が出てきた。
医者が困惑する。
周りの患者達も困惑する。
看護師たちも困惑する。
正直、この景色は面白かった。