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準備を済ませ 、落とし穴の会った場所に集まっていた 。
落とし穴が会った場所は穴を開いたままでほっとかれ、罠が作動したときと変わった様子は一つもない。
「 … 仕掛けましょうか 」
私がそう言うと 、rimrがさっと動き、穴の中の側面に小さな窪みを入れ小さな監視カメラを設置した 。
これが一つ考えていた反撃の罠 。
無難に監視カメラを設置し、狩人さんが見に来るのを確認するため。
あとは … 次で説明しましょうか 。
そして 、私と目配せしたkcさんが、とある小さな機械を取り出す 。
その機械がさっき行っていた“アレ”。
この機械は、kcさんの能力を使った小さい機械。
kcさんの能力は透視。
この機械はその透視能力を駆使したセンサーだ。
これは、透視能力で埋もれたところでも外を察知できるセンサー。
カメラの場合は、レンズの部分がどうしても出ちゃうから、バレやすい。
けどこのセンサーの場合は地面に埋めてしまっても察知できるから穴を完全に掘られない限りは見つからない。
それに監視カメラは正直おまけというか、“おとり”。
監視カメラはどうしても見えてしまうことからすぐ見つかると判断。
仕掛けてあると人外がここに来たと証明になり、この周辺にいると推定されてしまう。
だから私は逆を突いた。
あえてバレるようにカメラを設置し、その分“センサーを仕掛ける”。
センサーは穴以外の地面にもたくさん仕掛ける。
これで、狩人がどこを探索したかが分かるようになるわけ。
センサーが狩人を察知してくれることから、狩人がいるか居ないかが分かる。
それに私の作戦はこれだけじゃない。
多分監視カメラが見つかれば、他に捜査区域を広げていくはず。
つまり周辺にも仕掛ける。
そして具体的にどこを捜索したのかを徹底的に調べる。
これで私達の逃げ場や逃げ道が見つけることも可能。
しかもかなりの小型だから持ち運びも便利だった。
埋めるのもそんなに難しくない。
kc「 穴の方は埋め終わりましたよ。 」
kcさんがその場から立ち上がり、パサッとスカートを払う。
穴に仕掛けるセンサーを設置が終わっている。
「 ありがとうございます。では次は周囲への設置ですが… 」
rimr「 私達ももちろん手伝いますよ! 」
tyk「 わたすも!! 」
rimrさんもtykさんも率先して手を取り合ってくれる。
これで人手も助かりそう。
そう安心してセンサーをrimrさんtykさんに分けてあげる。
「 では埋め始めましょう。 」
数十分後
ようやく全て埋め終えた。
センサーの試運転を確かめて、セーフハウスに戻ってきた。
rimr「無事罠を仕掛けれたと考えると心が楽ですねぇ笑」
rimrもさっきよりスッキリしたと言わんばかりに気を抜かしている。
油断したらダメだと言いたいけれど今ばかりはいいでしょうと甘えてしまう。
「kcさん、改めて協力ありがとうございました。」
私はきちんとお礼を言い、茶菓子を一口いただく。
kcさんは律儀そうに一礼して謙遜する。
「 いえ、私よりもmmさんのおかげでしょう。mmさんの頭脳があったからこそですよ。 」
素直に真剣に言われると照れますね…。
なんて日常会話を楽しんでいると、ふとした違和感を覚える。
「…………tykさん?」
tykさんの様子がおかしい。
なんというかあっけないような様子…。
「 tykさん? 」
呼んでも返答がない?
…ってあれ?
「rimr?」
「kcさん?」
「 ………どうしたんですか !? 」