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御本人様には一切関係ございません!
sgiさんside
sg「……い、今なんて?」
アルド「…E国を恐怖で覆う。」
sg「な、何言ってんのや!俺があの2つの条件であの国王の元にいるって知っとるやろ!」
アルド「…あぁ。だけど、国王が限界のようだ。」
sg「チッ、あの国王…!」
アルド「それで、恐怖で覆うことをクレルも肯定してくれるだろう…だって。」
sg「はっ…する訳ないやろ…」
アルド「…ま、僕もあんま肯定したくないんだけど…クレル、国王がお前を洗脳しようとしてくるかもしれない。」
sg「…はぁ…昔の洗脳が今でも残ってんのに…」
アルド「昔のが?というか、あの洗脳を受けて自我はあるんだな。」
sg「なにせかなり前やからな。もう解けとるし…」
アルド「…ともかく、気をつけろ。それと、その計画について話があるから集まれ、と。」
sg「…了解。」
E国国王室
バルタ「戻ったか。」
クレル(sg)「…はっ。」
バルタ「話は聞いたな?どうやらE国国民は私が気に入らないようだ…ならば、更なる恐怖で覆い、反乱を起こさせないようにすれば良い…そこで、E国の街の様子を見に行け。そして、反乱分子は全て地下牢へ送り込め!」
クレル(sg)「…お言葉ですが…私が貴方の忠実なしもべとなったのは、あの約束があるからのはずですが。」
バルタ「…勘違いするな。あの約束は、私に歯向かわない国民だけだ。」
クレル(sg)「ッ…!!!」
アルド「…落ち着け(小声)」
クレル「…かしこまりました。」
アルド「かしこまりました。」
バルタ「おっと…クレル、Q国魔導結社のローブは脱げ。あの黒く、みなを圧倒させるローブを着ろ。フードを被ってな。」
クレル(sg)「…はっ。」
E国 市場付近
※ここからは、クレル(sgiさん)の表記をクレル「」にします。(sg)を取ります!
国民「ッ!く、クレル様…」
クレル「…。」
国民「クレル様!ご無事だったのですね!」
国民「良かったです!クレル様!どうか私たちに、そのお力をお貸しください!」
クレル「(…国王がこの状況をどれだけ見ているか分からん以上は、下手に庇うと国民に被害が及ぶかもしれない…なら、ある程度の脅しで怯ませられれば、大人しくしていろと言えば従ってくれるはず…恐怖の政治を俺も実行しているようで嫌やけど…)」
国民「く、クレル様っ…!」
クレル「貴様らか、国王への反乱を目論む愚か者は。」
国民「!!ま、まさかクレル様…せ、洗脳が…!?」
国民「う、うそだ…クレル様ッ!」
クレル「…地下牢へ入れられたくなければ…大人しくしていることだな。」
国民「!……は、はい。」
…ごめんな、みんな。絶対、平和な日常を取り戻してみせるからな…それまで、長いかもしれんけど…犠牲者なんて、出させん。犠牲になるのは、俺だけで、十分や。
クレル「(…ていうか、メンバーは何も言わずにいなくなった俺を不審に思ってるかもな…何も言わずにどこか行っちゃったし…)」
確か最近、fkrが勝手に部屋に入ってたことがあって、もうちょい帰るのが遅かったら、部屋の中にあるE国の物を見られてスパイがバレるとこやったな…今回そうなっとらんとええけど…まぁ、メンバーは俺が何かしら秘密を持っているって察してそうやけど…。
って、そんな事考えてる場合やないな…
クレル「…反乱を起こそうなどと、無駄なことは考えない事だな。命が惜しくなければな…」
国民「…はい。」
…ともかく、ある程度終えたら戻らないかんな…
一方その頃の魔導結社内…
izwさんside
ymmtが詠唱なしで魔法を上手く発動できるようにするために、練習にkwmrさんと付き合っていた時、数十分前に、この調子で練習すればいいと話がまとまった後、sgiさんとほぼ同時刻に部屋を出たmnとgnが珍しく大慌てで部屋へ入ってきた。そこで聞かされたのは…
iz「え?sgiさんがいない?」
mn「探しても、見つからないんです!」
gn「魔法で気配を辿っても、この建物の中どころか、近くにはいなかったんです!」
kw「…izw、やっぱり…」
iz「……でも…」
2人「…?」
ym「どうしたの?2人とも…」
fk「なにかあった?」
mn「sgiさんがいないんです!」
2人「えっ?」
gn「この近くにもいないんですよ!」
fk「で、でもsgiさんならさっき、研究中のtrskにココアとお菓子を差し入れしてたはず…それならその後に…?」
mn「それって何時のことですか?」
fk「何時かは覚えてないけど…20分前くらいだったと思うよ。」
kw「その20分で気配を辿っても追えないほど遠くに行ったってこと?」
gn「…どこ行ったんだろう…」
mn「…sgiさんの部屋に何かないかな?」
gn「!行ってみよう!」
そう言うと、2人ともsgiさんの部屋へ走って行った。
kw「…どうする?」
iz「手がかりもないし俺らも行こう。」
sgiさんの部屋
iz「…おぉ、色々置いてある…」
部屋に入ってみると、意外と色々床に置いてあったり、机の上が何かしらの研究資料らしきものが山積みされていた。
mn「…何かないかな…?」
自室は広くあるけど、大人数が入ると流石に狭く感じちゃうな…床に本が積まれてたりするからかな?
tr「…何してるんですか?」
mn「あ、trskさん。すみません!研究中に…。」
gn「そういえばsgiさんと部屋近いですよね…うるさくしちゃった…」
tr「あ、いやそこはいいんだよ。ただ珍しく騒いでるから何かあったのか気になって。」
iz「…実は…」
ここに来るまでの経緯を話して、その間も部屋に何かないか探してみた。すると…
kw「…!これは…」
他「!」
kwmrさんが、sgiさんの机の端にあったものを取ると、驚いていた。俺らも気になってその手にあるものを見ると、それはE国の人間しか持つことのできない紅葉を模したバッジ…つまり、kwmrさんが数時間前に言っていたバッジそのものだった。
fk「…もしかして…この前この部屋に来た時にチラッと見えた、光った何かって…この金色の紅葉を模したバッジ?」
kw「え?それいつ?」
fk「そんな前じゃないよ?一ヶ月もないと思うし。」
kw「…このバッジ、凄い埃かぶってる…」
…しばらくの間触っていなさそう…でも、そんなお粗末な扱い、sgiさんはしなさそうなんだけどな…
mn「そういえば、さっきizwさんとkwmrさん何かに気付いてませんでした?」
…それって…2人がsgiさんが見つからないって最初の方に騒いでた時の会話…とも言えない意思疎通のことかな。
kw「…話しても、いいよね。」
iz「…はい。」
そして、俺とkwmrさんは、最近のsgiさんの言動の不自然さについて話した。そして、それらを繋ぎ合わせた結果、スパイではないかとなった。fkrさんがいる手前、あの話はできなかったけど。
mn「す、スパイ…?sgiさんが!?」
gn「そんな訳ないじゃないですか!あんな優しい人がっ…裏切り者な訳っ…!」
iz「俺だって信じたくない!でも、このE国の紅葉のようなバッジ…これは今でもE国の者という証なんだよ…それに本人は、Q国出身って言っているけど、このバッジはさっきも言ったけど、E国出身者以外は持たない代物。そんな嘘をつく理由…それは、スパイだから。」
今までの行動とかを見てみると…パズルは埋まっていく。fkrさんが以前、敵に操られてkwmrさんに嘘の情報を教えようとした時、空間魔法は苦手なはずなのにsgiさんは、それでは駄目だと、戻れなくなってしまうと知っていた。それも、あんな必死に止めて、何が起こるか知っている反応だった…つまり、俺らをあの日、あの空間魔法に誘ったあの謎の奴と共犯……と言いたいけど、スパイなら、そのまま黙っていれば、kwmrさんは戻って来れなかった…それを止めた理由は分からないけど…。
……やっぱり、sgiさんは多くの秘密を持っていそうだな…本人が帰ってきたら……
ym「…!もしかして、fkrさんが強くなることを嫌がっていそうだったのって…!」
fk「?」
mn「…まさか…kwmrさんの話に出てきた_
kw「その話は一旦置いておいて。」
mn「!そ、そうでした…すみません。」
fk「…何の話?kwmrの話って?」
…そうだよな…fkrさんはE国の何者かにkwmrさんと昔会って、仲が良かった記憶を奪われてる…その話をkwmrさんから聞いた時も、fkrさんがいない時だった。魔法で奪われた記憶は、無理に思い出させてはいけないから。
kw「…ううん。ちょっと的外れだったこと言ったかも。」
fk「…?」
tr「…ymmtさん(小声)」
ym「?」
tr「…その話、僕にも教えてくれない?(小声)」
ym「!…kwmrさんから聞いた方がいいかもしれません。僕が勝手に話していいのか…(小声)」
kw「話していいよ(小声)」
ym「!…はい。」
kwmrさんが過去の話をした時、その場にいなかったのは、fkrさんとsgiさんだけじゃない。trskもだったな…
mn「…あれ?」
iz「どうした?mn。」
mn 「…そう言えば、izwさん達が2対2の模擬戦をしていた時sgiさんが…
“え?fkrって、今では回復特化やけど、実際は戦えるやろ?”
って。」
iz「…”今では”…?何で過去を知ってるみたい、な……」
……まさか……あの時話してたことが…合ってる…?
つまり…
fkrさんの記憶を奪った張本人だから…?
続く
ごちゃごちゃしてすみません!ただ全話見てくだされば、何の話か分かる…と思います!文才がないから何とも言えないですけど…
では、閲覧ありがとうございました!
コメント
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ああ、めっちゃ重たい回だった…! sgiが王命で国民を脅す偽装をしながら、心の中では「犠牲は俺だけでいい」って覚悟してるところが苦しくてたまらなかった。同時に魔導結社側では紅葉バッジ発見→スパイ説が浮上して、しかも最後の「記憶を奪った張本人だから…?」のところでゾッとしたよ。パズルのピースが合わさっていく感覚が怖くもあり面白くもある…続きが気になりすぎる!