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そのあと菜穂ちゃんがいる本屋に向かった。
急ぎたいけど、慣れないヒールで思うように歩けない。
「待たせちゃってごめんね」
「全然大丈夫だよー。彼氏どうだった?」
外に移動したこともあって、結構な時間待たせてしまっていた。それなのに笑顔で答えてくれて。こういうところ本当に尊敬する。大好き。
「今からここに来てくれるって言ってた」
「そっか! 良かったね」
「菜穂ちゃんのおかげだよ。私だけだったら電話してなかったと思うから」
本屋を出てショッピングモール内を並んで歩く。ゲームセンターの前を歩いていた時、菜穂ちゃんが足を止めた。
「由夏ちゃん、彼氏来るまでまだ時間あるかな?」
「うん。まだ着かないと思うけど」
「じゃあ、あれ撮ろうよ!」
指差した先にあるのは、若い子で賑わっているプリクラコーナー。
「いいね! プリクラなんて何年ぶりだろ」
学生の頃によく撮っていたこともあって懐かしくなった。菜穂ちゃんと一緒にまた撮れる日がくるなんて。
コメント
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第128話、読んだよ〜🤍 菜穂ちゃんの「全然大丈夫だよー」って笑顔、すごく優しいなって思った。由夏ちゃんが「こういうところ本当に尊敬する。大好き。」って心の中で言ってるの、じんわりきた……友達ってそうやって積み重ねていくものだよね。 プリクラコーナーで「あれ撮ろうよ!」って菜穂ちゃんが言うところ、学生時代の空気が一瞬でよみがえって、ちょっと切ないけど温かい気持ちになった。ヒールで慣れない街を歩く由夏ちゃんの姿も、ちゃんと「今」を感じさせてくれて。 安東アオさんの描く日常の一瞬一瞬が、本当に愛おしいです。重い展開が続いた後にこういう穏やかな時間があると、心がほぐれる感じがする🌙
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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