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はじめまして~
初めて書いたので、いろいろおかしいかもしれないです。誤字脱字はご了承ください。かなりグダグダです。ちなみに私はイギリス受け派なので、なんか変なことになっているかも。
中世ヨーロッパをイメージして書きました。
設定はイギリスが男性、フランスが女性です。5歳ほどはなれているかんじ(イギリスが上)です。
イギリスが時期国王、フランスもフランス王族です。イギリスやフランス以外のモブ使用人てきなキャラがけっこういます。他のヨーロッパの国もいくつか出てきます。名前だけだし、けしていい役とは言えないですが…申しわけございません。
本当に駄作です。温かい目でご覧ください。唐突に始まり唐突に終わります。
使用人「イギリス様も時期国王としてお后様をお探ししなくてはなりません。なので、候補をお連れしました。」
イギリス「別にいらないのだが…」と高級そうな服や装飾品を身につけた男がつぶやくように言う。
使用人「国王様の御命令ですので。お願いいたします。」
イギリス「はぁ 仕方ないさっさと済ませよう」
使用人「ありがとうございます。三名おりましてまず一人目はフランス王族の御長女様でございます。実は強欲で高飛車との噂で…」少し申しわけなさすぎそうに言う。
イギリス「そうか…少々苦手なタイプだな」
使用人「ちなみに他のお二方もあまり良い話はないそうで」
イギリス「まったく、まともなやつはいないのか‥.」
使用人「イギリス様、候補の方々が参られたそうです。」
イギリス「ああ、呼び入れてくれ」と面倒くさそうに言う。
使用人「かしこまりました」
~呼び入れる~
イギリス(見た目からしてだな…)
候補1「イギリス様っ!お会いしたかったです!私はイギリス様も誰よりも愛しております!なので、私を后に!」と入って早々に大きな声で言う。
イギリス(下心が見え見えだな…)
候補2「ちょっと抜け駆けしないでよね!」
候補3「いえいえっ!是非私を!」他も同じようだ。
イギリス(どいつもこいつも)
イギリス「お前らのような奴には后の座はふさわしくない。帰ってくれ」と嫌悪感を隠しきれない表情で言い放った。
候補1「なっなんでですか!私はっ!」
イギリス「聞こえなかったか?帰ってくれと言ったのだ。つまみ出しておけ」と不快そうに言う。
使用人「かしこまりました」
候補2「ちょっと!」
~つまみ出す~
使用人「ですが、お后様をきめなくてては…どういたしましょう」
イギリス「俺はまだ15だ。今決めなくてもいいだろ」
使用人「国王様も、イギリス様のご年齢でお決めしておりました。仕方のないことです。」
別の使用人「イギリス様、そろそろ乗馬の練習のお時間です」
イギリス「ああ、わかった。すぐに行く。」
~外です~
使用人「では、今日は」と言おうとしたがかぶせるように幼い少女の声が響いた。
フランス「わぁーお馬さんだ!かわい~。」幼い少女が駆け寄った。
イギリス「誰だ」ひどく冷たい声で問いかける。
フランス「私?私はね~フランスっていうの!よろしくね!お兄さんはなんていうの?」
イギリス「お前俺を誰だと思って!」
フランス「お名前聞いてるのっ!おしえてー!」
イギリス「…イギリスだ」根負けしたのか、諦めたのか小さな声でつぶやくように言う。
フランス「かっこいいね!」
イギリス「どこのガキだ」と使用人に問いかける。
使用人「先ほどのお后様候補の方の妹様でございます。」使用人は何故だか少し申しわけない表情で言う。
イギリス「あの女の妹?あまりにていないな。だがあの女よりは綺麗な顔だな。磨けば光りそうではあるな」少し困惑の混じる声で言う。
使用人「お好きなのですか?」と問いかける。
イギリス「馬鹿にするな。俺がこんなガキに惚れる訳ないだろ。あの女よりはましという話しだ。」不快そうな声でたたみかけるように言う。
使用人「失礼いたしました。」とすぐに謝った。
フランス「?」幼い少女には、あまりよく理解していないようだが、さすがは愛の国『好き』や『惚れる』だけ都合よく聞き取り、
フランス「お兄さん好きな人いるんだ!ふふ応援してるよ!」と勘違いしているようだ。
イギリス「はぁ?そんなわけないだろ!」なぜか少女相手にムキになり大きな声で言う。
少女がこんな風に怒鳴られると普通泣いてしまいそうだが、随分と肝の据わったフランスは、
フランス「違うの?でも、恋愛ってすごーく楽しいよ!してみた方がいいよ!」と笑顔で言う。
イギリス「お前はしたことがあるのか?」
フランス「あるよ…」と小さな声で言う。
イギリス「そうか…」悲しそうな声で言う。(なんか胸がいてぇ病気か?)
イギリス「ちなみに、だれだ」
フランス「ドイツさんだよ!ドイツさんはねみんなに優しくて、笑顔も素敵なんだよ!」嬉しそうに言う。
イギリス「あの胡散臭い笑顔の男か。俺も会ったことあるが作った笑顔だ」少女の夢を全力で破壊するようなことを言う。
フランス「えっ違うよ!そんなことない!」少女は怒ったように言った。当たり前だ。
イギリス「あれは作っている。そもそもあいつはもう后を決めているようだしな。」恋する乙女にとんでもないことを言う。
フランス「えっ…でも…」少女は言い返せないようだ。
イギリス「たしか、イタリアだったかな。」とどめを刺すように言った。さすがに泣き出してしまった。
イギリス「おっおい泣くなよ。俺が泣かせたみたいじゃないか」実際泣かせたのは彼なのだが気づいていないようだ。
イギリス「泣き止んでくれ…」小さい声で言う。彼は持っていたハンカチを渡し涙をふくように促す。少女はハンカチを受け取り。遠慮がちに涙を拭いた。少ししたら泣きやんだようだ。
フランス「ねぇ…さっき言ってたこと本当なの…?」と問いかける。
イギリス「本当だ。嘘をつく必要が無いしな。」優しい声で言う。
フランス「そっか~仕方ないよね。素敵な人は他にもいるよね」意外にもさっぱりしているようで未練は感じられない。
イギリス「まあお前みたいな奴なら后にしてもいいかもな」彼は少女をなぐさめるために言ったようだが、少女は素直に言葉通りに受け取ったようだ。少女は、今日一番の笑顔で、
フランス「絶対だよ!うーんと、10年経って美しくなったら会いに行くからお后にしてね!約束だよ!」と言う。
イギリス「わかったわかった」あまり本気にはしていない様子で言う。
フランスの使用人「お嬢様!探しておりまりた。ここにいらしたのですね。」少女の使用人が、駆け寄ってくる。
フランスの使用人「そろそろ戻りましょう。」
フランス「はーい。イギリスさんまたねー!」笑顔で言う。
イギリス「またな」彼は珍しく笑顔で言う。
~10年後~
使用人「イギリス様『フランス』と名乗る女性が、きております。」
イギリス「?まあいい呼び入れてくれ。」思い出せていないようだ。
フランス「イギリス様。先日、国王になられたとお聞きしました。その場に立ち会えずもうしわけありません。私はフランスともうしますわ。お久しぶりです。」10年前は少女だったがもう立派な女性だ。
イギリス「誰だ…?」彼は覚えていない様子だ。
フランス「!もしやお忘れで?」と悲しそうな声で言う。
イギリス「すまないな。いつあった?」
フランス「10年前にお会いしました。イギリス様が乗馬の練習をされているときに。」とあの時の笑顔で言う。彼もさすがに思い出したようだ。目を見開いて、
イギリス「お前…あの時の女か」と驚いた様子で言う。
フランス「お前じゃないです。フランスとお呼び下さい。」
イギリス「ああわかった。フランスだな。ところで、どうしてここに?」口約束を忘れているようだ。
フランス「!10年前、后にしてくださるとおっしゃったじゃないですか!」と驚きの表情で言う。
イギリス「あーそういえばそんなことあったな…」やっと思い出したようだ。
フランス「嘘なんですか?乙女の恋心を弄ぶ気ですか?」少し怒ったように言う。
イギリス「そういうことではなくてな…」
フランス「そんなに嫌でしたらもちろんあきらめますが…」
イギリス「嫌ではないさ。その辺の下心のある女よりは好きだぞ」きれいごとや嘘のない心からの思いを伝える。だが、それは彼女が求めている言葉ではない。
フランス「もう!いつか絶対、心から愛していると、言わせますよ!覚悟してくださいイギリス様!」
10年恋した乙女
~終わり~