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翌日
来夢
「…」
絵里菜と紗弥に色々聞いたけど…
こんなのでいいのかな…
________
絵里菜
「来夢は大人っぽい服が似合うよ!」
紗弥
「そうそう!メイクしなくてもイケるし…!」
来夢
「それは二人共もじゃね?」
2人
「絵里菜/紗弥はわかるけど私は違う」
2人
「…え?」
来夢
「お互いに否定しすぎ…」
来夢
「服は適当でいいの…?」
絵里菜
「いや…決めてあげる!」
紗弥
「動かないでね?( ・ิω・ิ)キリッ」
来夢
「時間あるから早くして…」
________
来夢
「もう14時だし…」
来夢
「集合場所は…」
えーっと…
あ、思い出した
商店街のシンボルの大きい木だ
来夢
「ここだよね…?」
スマイル
「あ、きた」
来夢
「あ、もしかして…遅れました…?」
スマイル
「いや、俺もついさっき来たから」
スマイル
「じゃあ、図書館行く…?」
来夢
「はい…!」
________
モブ
「ねぇ…あのカップルかっこよすぎない…?(ボソッ」
モブ
「わかる…!オシャレっていうか…(ボソッ」
モブ
「美男美女!(ボソッ」
来夢
「…?」
来夢
「どこかにカップル居るんですかね…」
スマイル
「どこだろ…」
※鈍感2名
来夢
「あ、着きましたよ」
スマイル
「じゃあ、本読もっか」
来夢
「ですね」
________
スマイル
「これとか…あ、これもある…」
来夢
「いっぱいある…」
来夢
「あ…」
あれも読みたい…
来夢
「ん〜…」
来夢
「(ぴょんぴょん」
来夢
「届かない…っ」
ひょい
スマイル
「これ…?」
来夢
「あ。ありがとうございます…」
やばい…低身長のせいで…←152cm
スマイルさん高いなぁ…
何cmだろ…
スマイル
「…?他にも読みたい本あった…?」
来夢
「あ、いえ」
来夢
「身長何cmだろうなぁ〜…って」
スマイル
「身長…?」
スマイル
「確か…175cm…だった気がする」
来夢
「高っ…」
来夢
「20cmくらい差あるじゃん…」
スマイル
「150cmくらいなの?」
来夢
「言わないで…コンプレックスなんです…」
スマイル
「えっ、ごめん…」
来夢
「いえ…大丈夫です…」
スマイル
「でも…俺は」
スマイル
「小さくて可愛いなと思うけど…」
来夢
「…えっ(ドサッ」←本落とした
スマイル
「…?」
俺なんか言った…?
スマイル
「…あっ」←今気づいた
来夢
「…」
スマイル
「…」
スマイル
「…本、読もっか」
来夢
「ですね…」
________
来夢
「…」
スマイル
「…」
2人)気まずい…
スマイル
「…」
どうしよ…俺が変なこと言ったから…
絶対変なやつって思われてるって…
来夢
「…あ、あの」
スマイル
「…?」
来夢
「か、可愛いって…」
来夢
「あまり簡単に言わないほうが…いいです」
来夢
「後…」
来夢
「可愛いって…言ってくれて…」
来夢
「ありがとう…ございます…」
スマイル
「え、あ、ど、どうも…?」
スマイル
「…俺ちょっと飲み物買ってくる」
来夢
「あ、はい…」
スマイル
「何が良い…?ついでに買うよ?」
来夢
「じゃあ…ココア…」
スマイル
「OK」
________
スマイル
「スゥ…」
スマイル
「はぁぁぁ…」
スマイル
「ズルすぎるだろぉ…//」
可愛いなぁ…
…片思いしすぎだろ…俺
スマイル
「ココアと…」
…カフェラテでいっか
________
来夢
「…はぁ」
急に可愛いとかは…
照れるって…//
来夢
「…」
誰にでも言ってるのかな…
来夢
「…次の本読も」
モブ
「ねぇねぇ。お嬢さん」
来夢
「…(どこかにお姫様居るのかな…)」
モブ
「ねぇ!君だよ!」
来夢
「…(私の近くに人いたんだ…)」
モブ
「ねぇ!君だって!」
来夢
「うをっ!?」
モブ
「お嬢さん可愛いね」
モブ
「俺と遊ぼ」
来夢
「…は?」
え?男性って…
可愛いって普通に言うの?←大勘違い
来夢
「え…いや…断ります…」
モブ
「いいから!楽しいよ!」
来夢
「やめろ…っ」
モブ
「意外と口悪いんだぁ〜w」
来夢
「やめろって言ってんだろカス」
モブ
「やるね〜w」
来夢
「!」
私がこう言えば大体どっか行くのに…
厄介だぁ…←
来夢
「嫌です。やめてください」
モブ
「いいじゃん。遊ぼ」
来夢
「ッ…」
しつこいなぁ…
来夢
「本当にやめてください…っ」
モブ
「ほら!そんな事言わずに」
来夢
「離せっ…!」
モブ
「ほら〜行こうよ〜」
来夢
「ッ…」
どうしよ…
ここの図書館はあんまり人が来ない…
誰も助けてくれない…
誰か…っ
。
「来夢…?」
来夢
「っ…?」
モブ
「誰〜…?」
。
「…あの」
。
「俺の」
スマイル
「彼女に手を出さないでくれません?」
モブ
「…は?」
来夢
「!笑さん…!」
スマイル
「行こ。来夢」
来夢
「あ、は、はい…!」
モブ
「彼氏持ちかよ…」
スマイル
「…なにか?(ニコッ」
モブ
「ビクッ」
モブ
「な、なんでもないですっ!」
モブ
「失礼しましたー!!!」
来夢
「どっか行った…」
スマイル
「…スゥ」
スマイル
「大丈夫…?!」
スマイル
「ごめん…俺が居ない間に…」
スマイル
「ホントごめん…」
来夢
「あ、いえ…」
スマイル
「あ、ココア買ってきたよ」
来夢
「あ、どうも…」
スマイル
「…後」
来夢
「…?」
スマイル
「勝手に彼女って言ってごめんなさい…」
来夢
「…別にいいですよ」
来夢
「助けてくれたんですし」
来夢
「それに」
来夢
「かっこよかったですよw」
スマイル
「!」
スマイル
「あ…」
スマイル
「ありがと…//」
来夢
「私は大丈夫ですよ…!」
スマイル
「…じゃあ本続き読む?」
来夢
「はい…!」
…今なら、言える…かな
スマイル
「来夢」
来夢
「…?はい…」
スマイル
「っ…」
スマイル
「…なんでもない」
来夢
「…?そうですか…」
…言えなかった
緊張して…
喉の所で引っかかってる…
口に出せない…
…いや
出そうと、しない
スマイル
「…」
きっと
自分の心に
「絶対断られる。」
そう思ってる自分がいるんだな…
来夢
「スマイルさん…?」
スマイル
「…なんでもない(ニコッ」
来夢
「無理は禁物ですよ…?」
来夢
「うちの兄貴も
編集とかで寝込んだことあるんで…」
来夢
「言ったほうがスッキリしますよ…?」
来夢
「悩みとかは聞きます!」
スマイル
「いや、大丈夫だよw」
来夢
「…?そうですか…」
スマイル
「さ。本の続き読んじゃお」
来夢
「はい…」
言えない
言えるわけない
悩みの理由
来夢に恋してるから。だなんて…
スマイル
「言えるわけがない(ボソッ」
来夢
「…?なにか言いました…?」
スマイル
「独り言だよ」
来夢
「そうですか…?」
来夢
「あ、本…」
スマイル
「取ろうか…?」
来夢
「ありがとうございます…」
…私、なんか変なことしたかな…?
私のせいじゃなければ良いんだけど…
にしても…
来夢
「…//」
彼女って言われちゃったよ…//
助けるためだとはわかってる…けど
そんなの…
余計に、意識しちゃうじゃん…//
…片思いも、辛いもんだな…