ハピエンです
とある映画を参考にさせていただいています
本作、ご本人との関係は一切ありません
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[甲斐田ー前の資料まとめられた?]
「あっ、すいませんすぐやります」
[おぉ、おねがいな]
「はい、すいません」
[甲斐田、ちょっといいか]
「…はい」
[お前歳緊張し悪いな、何かあったか?]
「いえ、大丈夫です」
[ほんとか?このままじゃお前、仕事なくしちまうぞ?]
「…すいません」
[そんなに謝って、許してほしいならさ、]
[ホテル一緒に来いよ]
「…!」
僕は顔を青ざめて職場から抜けだした
「ただいまー、」
『おー晴お帰りー』
「あれ?今日不破さん早くないですか?」
『昨日大分働いたからな』
「あー、なるほど」
『でも晴も結構はやない?』
「…そうですか?」
『おん、いっも俺が休みの時お前帰ってくるの20時ぐらいやん、今日18時やで?』
「きょ、今日は、早く終わって、」
『ふーん…………それほんと?』
「は、はい」
『…』
これなんかまずい。何か怪しまれてる。でもセクハラされて怖いから帰ってきたとか言えないよ。不破さん本気で殺しにかかっていきそうだもん。そしたら僕の場所なくなっちゃうよぉ…
『………』
「………」
そして数秒間見つめあったあと不破さんが口を開く
『嘘やな。何あったか話せ』
あーバレた。昔から嘘は苦手だ。いや、この人が鋭すぎるだけなのかもしれないけど。
言い訳が思い付かずただただ逃げようと後ろに下がっていた背中が窓に当たる
その後を追うように不破さんは迫ってきて逃げていることに気づいたかのように僕の手首を逃がすまいと強くつかむ
『遅くなった理由聞いてるだけやん、何ですぐに答えられんの?』
そう柔らかい声色で聞かれるが手首はがっちりとつかまれたままで、咄嗟に目を反らそうとしたが、不破さんの刺すような視線に目を背けられず、目を合わせ顔を青ざめて行くことしかできない。
すると不破さんはこれでもかと言うほどまた目を尖らせ言う
『まさか浮気か?お前』
僕はさっきとはうって変わって口を開く
「…!違う!」
『じゃあ何?』
いつまでも変わらない真っ直ぐな視線に向けられ呼吸が浅くなるのを感じる。どれだけ時間がたっても僕は何も言う事ができなくて、痺れを切らしたのか、不破さんが言う。
『もういいわ、浮気したんやろ?』
「…違います」
『嘘付くなや』
「ほんとに、ちがっ」
『ほんとのこと言えよ!』
その一言を聞いたとき、頬に暖かいものが伝った。真剣な眼差しも、手首に込められた力も、今はより一層、切なく、寂しく感じる。
「…違うって、言ってんじゃん…」
その言葉を聞き、不破さんが目を大きくして、手首の力を緩める。
空気に耐えきれなくなった僕は、その瞬間を見逃さず、不破さんの手から手首を放し、すぐさまと家を出た。
まだまだ続きます。続編待っていただけると幸いです🙏
ハートとコメントよろしくお願いします🙇
コメント
5件
苦しすぎるこれはあまりに...めちゃめちゃどっちの気持ちも分かる...そりゃ浮気疑うよなぁ...嫌われちゃうかもって思うよなぁ...甲斐田がんばれよ!!