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お正月に書いてた短編を公開してみようかなと思いまして
⚠オリキャラが出ます
名前だけ
櫻子
空
同居してる同級生のいとこの話です
テレビでは新年スペシャルで芸人たちは和服を着るし、ポストには年賀状がたくさん届く。
そう、お正月だ。
お正月はみんなで過ごそう。
まったり話そう。
たくさん食べて。
たくさん笑って。
たくさん遊んで。
たくさん一緒にいようね。
「あけおめです、櫻子さん」
そういって空は横に座った。お正月なんて合わないような洋館で新年を迎える。
「おめでと。まさかお年玉〜とか言わないよな？」
「そんな子供じゃないですよ！それより初詣はいつ行きましょうかね？」
キッチンから落ち着く醤油とだしの匂いがする。お雑煮だろうか。
「初詣か、寒くない日がいいな」
「三月とかですか……？！」
今年も君は私の家で新年を迎えた。来年も、十年後も一緒に年を越そう。
初詣のお願いごとはもう決まった。
──変わらない毎日が続きますように。
優しい匂いと君の体温が暖かく包んで幸せが訪ねてきた。
コメント
1件
1行ずつ開けたほうが見やすいかしら……
