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ポケカメンside


なにやら朝から教室が騒がしい。虫が入ってきたのか、それともエアコンの温度の件でもめてんのか…朝からこんなにうるさいのは勘弁して欲しい。ただでさえ気圧で頭痛いのに…そう思い教室に入ると正解がすぐわかった

🐷「あいつ……」

金髪だったあいつが黒髪にしてきた。たった一日で…嫌でもあのころのまいたけと姿が重なる。嫌悪感を覚えつつ自分の席に向かう途中挨拶をされた。あいにく俺は挨拶を返す優しいやつでは無い!

てか無視する度に悲しい顔されるとさすがに俺でも心が…さすがにそろそろ話してやらないと…また泣かれても困る


放課後

🍄「ここって」

🐷「覚えてんだろ。さすがに」

あの日喧嘩した場所、中学最後の会話をした場所

🍄「うん。」

🐷「なんで引っ越してきたん。もう戻ってこないんじゃなかったの。」

🍄「親父の仕事が終わったんよ。だから戻ってきた」

🐷「なんであん時泣いたの」

🍄「……」

🐷「なんでって聞いてるんだけど」

🍄「言葉が出てこんくて…そんでどーすればいいかわからんくて」

🐷「なんで黒髪にしたんわざわざ」

🍄「…お前に忘れられたかと思って黒染めして学校行ったら思い出して話してくれるかなって!」

🐷「……」

🍄「お前のために染めたんよ。悪いか?でもお前は無視し続けるし話してくれんし…」

🐷「ほんっと俺お前のこと嫌いだわ…笑」

俯いて話してたまいたけは顔を上げて笑って

🍄「俺も大っ嫌いやで笑」

なんて涙流して笑いながら言ってきた

🐷「あん時…中学の時あんなこと言ってごめんな。俺心に余裕なかったんよ」

🍄「別にいいで。話せないのは辛かったけどな笑」

🐷「嫉妬してたんだよ。なんでも出来るお前に。しょーじきほんと羨ましかったし妬ましかった」

🍄「言ってくれればよかったのに」

🐷「言えるわけないじゃん。言えてたらあんなこと…」

🍄「じゃあ…これで仲直りな」

🐷「恨んでないの?俺の事」

🍄「んー?」

🐷「だから恨んでないのかって。嫌いじゃないの?」

🍄「そりゃあもちろん…」

前に歩き出そうとしていたまいたけはその足を止めて振り返って

🍄「恨んでるし大っ嫌いだよ笑これからもずっと俺の隣にいる刑な!」

なんて満面の笑みで言ってきた。あーほんと俺お前のことやっぱり

🐷「だいっきらいだわ笑」

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