つづきでごわす。
沢山いいねありがとー!
・夢追『』×神田「」
・同棲中
・過激なし
・キス、ハグ要素あり
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「あつくないですー?」
『うん、だいじょうぶ…、ごめん…』
考えすぎでのぼせた俺の髪をかわかしてくれている神ちゃん、(年下彼女)
いや、俺が彼女かよッ!? 神ちゃんがイケメン彼氏っていわれても今のところ違和感ないよっ!?
さすがに情けない、、
「…」
『ん、?』
ぱっ、と静かになった。ドライヤーを切ったんだろう。にしては、まだ全然濡れてますけども…、
あ、あとは自分でやれ、って感じだったり、しますぅ…?
「夢追さん、私、頼りない、ですか、?」
『へ?』
「今日ずっと考え込んでますし、」
「私がお風呂入ったのにも気づかないし、挙句の果てにのぼせちゃってますし、」
「私が、、年下だからですか?」
『ぇ、いやッ、ごめん、。』
「ッ…私、話してくれるの、、待ってたんですよ、」
『…』
いつもとはちがう真剣な表情の神田くん。あまり見たことがなくて、ドキッとしてしまう。
でも、神田くんをそうさせてるのは俺、お、れ、なんだよな…、
『ごめん。ちょっと、、まぁ…』
『いや、俺、情けない、彼氏だな〜、って』
『ちょっと、ね?』
「…情けないってなんですか、」
『へっ、』
な、なんだろう、、怒ってる?失望、呆れ、??俺、のせいで…、俺が怒らせてるの、?
神田くん、を……、??ちゃんと俺、が、話さなかったか、ら…ッ、?
わからないッ、わかんないよッ…、、
『…!、?』
神田くんが急に抱きついてきた。
でも、それは、、笑顔なんかじゃなくて、悲しげで、少し怒ったような、複雑な表情で。
「誰よりも優しくて、気遣いがすてきな、大人な人で、」
「頑張りすぎちゃうから、少し溜め込んでしまうとこも、ほんとに放っておけなくて、」
「私がすごく大好きな恋人、それが夢追さんです。」
『…ぁ、ありがと…、?』
「だから決してッ、情けなくなんか、ないですッ、!」
『、!』
今にも泣いてしまいそうな、悲しい顔をした神田くん。俺の目をしっかりと見つめて、怒ってくれた神田くん。
俺が神田くんにできてなかったことが、それが1番情けないってことが、わかった気がする。
俺も、いわなきゃ、、
「夢追さ…、」
『えっと…、お、大人な神田くんみてたら、さ?』
『俺ちゃんと彼氏できてるかなって、』
『最近、思うように、なっちゃったの、』
「そんなことなッ…」
『うん、分かったよ。神田くん、必死なんだもん、笑』
「だ、だって、夢追さんが、っ!」
『ありがとね。』
「?」
『ちゃんと俺のために…怒ってくれて』
「ッ、!」
『ふッ、そんな目見開いてる神ちゃん初めて見た笑』
『おっ、と笑』
驚いて固まってるかと思いきや、勢いよく抱きついてきた神ちゃん。でも、さっきみたいじゃなくて、すんごく優しい笑顔で。やっぱりかわいい。頼もしいし、大人だけど。
結局、世界一かわいいんだわ、俺の彼女!!
ま、本人には言わないんだけど、
『チュ…』
「、!?」
『ふふッ笑』
抱きついてきたお返しに、少しだけのキスを…
なんて言いたいが、ただかわいかったからしただけなんですけどもぉ。
「夢追さん…大好きです、」
『うん。俺も、大好きだよ。』
嬉しそうな神ちゃん、ほんっとに、かわいい。すげぇ、見てると幸せになれる。
もう不安になんかさせるものか。
この笑顔と共に俺は生きてくんだ!!
神ちゃんが伝えてくれた思いによって、不安だった夢追の違和感は、そっと消えていった
コメント
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続き待ってました!最 & 高🫶