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──────メテヲ視点──────

救いを、与えたかった。


メテヲ。元天使と悪魔のハーフ。現時空の神。それがメテヲの肩書きだった。

なぜ、メテヲが神になれたのか。それは最高神様のみぞ知る。

ひとつ言えるのはメテヲは最高神様のお力を頂いているということだ。だから、メテヲはその力を最高神様のために使う義務がある。義務、と聞くとあまりよりイメージが良くないかもしれない、または、肩苦しい雰囲気を感じるかもしれない。ただ、使命、と聞けば少なからず明るいものに聞こえるのではないだろうか?───所詮言葉のあや。言い方を変えるだけでイメージが変わるのだから、ひとつの言葉に固執する必要は無い。


さて、長々と自身について語ったが、現状を語ろう。目の前には人の皮を被った熊がいる。見た目は猫耳の少女なのでややこしいとは思う、が、それ以外はなんとも思わない。

メテヲは一応神としての立場をわきまえ、丁重に挨拶をする。


「やぁ、神の子よ。このような対面になるのはお許し頂きたい。」


そう言って、深々と頭を下げる。───やっぱり、天使の感覚が抜けない。神として、堂々とした、それでいて上位の存在であるような立ち振る舞いが上手くできない。これは以後の課題である。が、どうせメテヲの存在は消える。そこまで問題視しなくてもいいだろう。

その猫耳の少女、いや、クマ耳の男の子は銃の上に乗っており、なかなかに奇抜な移動の仕方だとは思う。が、見たことがない訳では無い。いや、それなりにメジャーなものではある。特段珍しいわけではなかった。


「メテ…ヲ、さん…?」


そんな、舌足らずの赤ん坊が言ったかのような言葉遣い。神に対してさん付けは不躾ではないか、そんなことを思っているととあることを思い出す。


「───?あぁ、お久しぶりです。ぜんさん。」


メテヲがそう直々に挨拶をすると、ぜんさんは目を見開く。メテヲが覚えていることに驚いているのか、はたまた自身の招待を見破られたからなのか、神であるメテヲも、心境は読み取ることが出来ない。───不必要だと思い、神の子の心を理解する力を削ぎ落としてしまった影響かもしれないな、と思う。まあ、不必要だと言わていたし、理解する必要は無いものなのだろうと、瞬時に理解する。


「───な、んで。さっきあったみたいな…反応を?」


そう言われ、メテヲは目を見開く。さっきあったみたいな?───実際さっきだろ、なんて神に似つかわしくない言葉遣いが脳に流れる、が。瞬時に理解する。どうやら先程の話はこの空間内で行われたものであるらしい。ならば、なかなかに失礼な対応だと、自身を分析し、自身に非があることを理解する。


「───すみません。勘違いをしてました。先程の会話はこの世界で行われたものなんですね。」

「──?」


どうやら、よく分からないみたいだった。説明不足だということを自覚し、説明を付け足す。正直、自身の力をさらけ出しているようなもので、気が引けるが、分からない羊を導くのも神々の仕事でもある。


「あぁ、メテヲは【時空の神】なもので。並行世界、聞いたことがありませんか?」


丁寧に、ゆっくりとメテヲの能力を解説する。この程度のことを教えたとしても、メテヲの力の全貌が分かることは無い。だから、大丈夫だ。

猫耳の少女の素顔をした少年は目を見開きながら聞き入る。どうやら、これだけで理解したようだ。なかなかに良い頭脳を持っている。


「その並行世界の情報が常にメテヲの頭の中に流れ込んでくるんです。もちろん、メテヲそっくりで、あなたそっくりの人だっています。───なので、これと似た状況の場面を見ているのだと勘違いしました。以後、気をつけますね。」


そう言って、柔らかな笑みを浮かべる。それに対し、ぜんこぱす。そう、ぜんさんが驚きの表情をうかべる。何回うかべるのだ、その表情を。いや、どうでもいいか、そんなことは。少し、細かいことに気を配りすぎている。今は、目の前のことに集中した方が得策だ。


「それでは、あなたを救済してみせましょう。───神の名のもとに。」


そう言って、メテヲは右手をぜんさんのほうへと向ける。そして、右手の人差し指をぜんさんに向け、親指を、距離を見計らうかのようにたて、それ以外は自身の手を軽く包み込むように添える。手遊びの一種で、自身の手を銃と見立ててみたのだ。

そして、


「バン」


そんな、言葉ともに、その空間を切り裂くように不可視の一撃がぜんさんに放たれる。───しかし、メテヲが言葉を発し始めたのと同時に素早く銃を降り捨てしばらく自由落下した後、メテヲの空間を侵食するように巨大な植物を背後に創造する。そして、ぜんさんが片手を思いっきり前に振り払うと、その植物はスイカの種を飛ばすがごとく、勢いよく種を飛ばしてくる。

メテヲは迷うことなく、その植物があった空間を【上書き】する。

メテヲが両手の人差し指と親指で四角形を作り、それで、その植物をおさめる。


「カシャ。」


また、メテヲの言葉と共に、今度は空間を切り裂くものではなく、植物があったという空間を無に上書きする。

──────それだけで、そのこうげきは終わった。これが、神の御業。特権、とも言えるだろう。神だからこそ、この力に代償はない。身体に負荷がかかることもない。精神的疲労をおう訳でもない。

神は万能である。


「───始めましょう。」


そんな、メテヲの言葉の合図とともに神のお遊びは続く。

























ここで切りまーす!宣言通り、私、東雲椎名が!この場を貸し切りました!イエーイ!───と、言っても物語を改変することは出来ないみたいですね。まあ、つまるところ無理やりハッピーエンド展開は私にはできないみたいってことが今日の発見ですかね〜。良くも悪くも無い収穫だと思います。

まあ、仕事しないとここ貸切の権限も強制的に奪われるから仕事にはつきあってもらいますよー。

はい、前回だし忘れたらしい?210話達成です!おめでとうございます!…私はこの物語に乗ることすらない修羅場を乗り越えてきてますけどね。

それでは、イラストは↓↓↓

画像

確かメテヲさんの偽物の退場シーンですね。酷く懐かしいと感じますね。まあ、私の中のメテヲさんが何回死んだなんて数えてられませんけどねw

それでは!おつしいなー!

一明日を見るためにー

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