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一気にバーって読んで思ったのが、凄く読みやすいなって所♡ジミンちゃんとグクの2人の目線でお互いの心情だけじゃなくて物語も進んでるのにそれがちゃんと噛み合ってて読みやすいし面白かった!! 次も読みたいです!! 強く強く希望しますw(圧w)
最高ーーー♥ もぅいい!すっごくいい! 🐥ちゃん、めっちゃカワイイし🐰ちゃんの口下手で涙ポロポロ 二人カワイイ過ぎる😍
jmside
グクを引っ張って中に引き入れて、鍵を閉めたあと、
この後どうするのか全く考えていなかったことに気づき、
グクに背を向け、ドアの鍵を見つめたまま立ち尽くす
🐰「ヒョン、、あの、、」
黙ったままの僕に耐えられなかったのか、後ろのグクが、おそるおそる、と言った声で話しかけてきた
少し反応して顔を上げるが、振り向く勇気は出なくて、
🐣「なんで最近避けるの?」
こんな口調で言わなくてもいいのに、と自分で思いながら怒ったような聞き方をしてしまう
🐰「ヒョン、、えと、、」
言いづらそうにするから、またさっきのもどかしい怒りが再熱する
🐣「なに?テヒョナには言えて僕には言えないの?」
🐣「嫌いなら嫌いって言えばいいじゃん」
顔を見てないのをいいことに、
思ってもないことがポンポンと出てきて焦るが止められない
やめて、と言うようにグクが僕の服の裾をそっと握ってきたけれどなんの留め具にもならなかった
🐣「ホソギヒョンはお前が俺の事ずっと見てるとか言うし、」
🐣「テヒョナはなにか知ってるみたいなのに教えてくれないし、」
🐣「ヒョンたちはみんな俺らの仲を気にしてるって言うし、」
🐣「なんで俺はよく分からないままこんな思いしなきゃいけないんだよっ俺なんかしたかっ?、、、お前めんどくさいよっ」
そこまで言って睨むように振り返ると、グクは溢れんばかりの涙目で立ち尽くしていた
それを見て怒ってた気持ちが一気にしぼんで、なんでそんな顔をするのか訳が分からなくて
🐣「なんでそんな目で見るんだよっ、、なんか言えよっ、、」
言わせなかったのは自分なのに、また変なことで怒ったような声が出てしまう、、
抑えられない自分が恥ずかしくてもどかしくて
思わずグクの足元にしゃがみこんで頭を抱えてしまった
🐣「うぅぅ、ちがうちがう、、ああもうっ」
🐰「ヒョン、、」
🐣「俺はお前が好きなんだよっっ好きになっちゃったんだよっっ」
🐰「え、、」
グクが絶句してるのが見なくても分かる
めんどくさいと言った途端に好きだとか、、
もう前後が繋がって無さすぎて意味がわからないことは自分でも承知だが、
そんなことを気にしてる余裕はない
🐣「それなのに、、我慢してたのに、、お前が俺に向かって笑ってくれてるだけでいいと思ってたのに、、」
🐣「なんで避けるんだよ、、泣」
混乱のあまり涙が溢れてしまって、顔を覆う
しばらく沈黙が続き、僕の小さなすすり泣きだけが部屋に響いていたが、
🐰「ヒョン、、僕のこと好きって言った?」
そう聞かれてようやく、グク本人の前で告白まがいのことを言ってしまったと自覚して顔が赤くなる
🐣「ああ言ったよっ、、気持ち悪いだろ、、嫌いになったろ、、泣」
恥ずかしさで顔をあげられず、うずくまっていたら、次の瞬間、
ふわっとグクの大きな体が僕を包んだ
ずっと恋しかった、ほかの誰よりも安心する優しい香りで包まれて、胸がいっぱいになる
🐣「やめてよ、、、もういいから、僕のこと嫌いなら嫌いって言ってよ、、泣」
いやいやと首を振って逃げようとするが、グクの力にはかなわず、
されるがままに体を起こされ、ぎゅっと強く抱きしめられる
耳元にグクの息を感じてビクッと震えた瞬間、
🐰「ヒョン、、嬉しい、、
僕もヒョンのこと大好き、、」
思わず息が止まる
好きって、、言った、、今、?
🐣「な、、、い、ま、なんて?」
今僕はどうしようもなくマヌケな顔をしていることだろう
拍子抜けして、グクの肩に頭を預けたまま体の力が抜けた
きゅっと力を入れて抱きしめ治してくれたグクが、また耳元で囁くように言う
🐰「僕も好きです。ヒョンのこと。恋愛対象として。」
グクの低くて優しい声が、さっきまで興奮していた気持ちを鎮めてくれるのがわかった
🐣「え、、、だったら、なんで、、避けてたの、、」
また少し抱きしめる力が強くなったのを感じて、僕はくたっと全部の力を抜いてグクに体を預ける
そうしたら、僕が話を聞こうとしてることとか
もう冷静になってることが伝わったらしく、
躊躇いながらも話し始めてくれた
🐰「あの、、怒られても仕方ないんだけど、、ヒョンのこと、、好きすぎて、、」
🐰「寝てるヒョンのことを襲いかけたことがあって、」
🐣「え、、、いつ、、?」
なんにも知らなかった
🐰「2週間くらい前かな、、、それからヒョンのこと好きでいるのが怖くなって、、」
🐰「しかもその時テヒョニヒョンに見つかって怒られて、、後ろめたくてヒョンに向ける顔がなかった、、」
🐰「そしたらいつの間にか戻れなくなって、、ぐすんっ、、僕の勝手な気持ちで、ヒョンのこと泣かせちゃって、、ほんとにごめんなさい、、泣」
聞いてるうちに、嫌われてたわけじゃないと分かって安心して僕の目からも涙がこぼれた
ぎゅっと腕をグクの背中に回し、安心させるように撫でながら2人でぽろぽろと泣く
今までのグクも、僕に言わなきゃなかったことにできるようなことで悩んで、
僕に言いたいことを言えなくて困りきっていたのだと思うと、可愛くて可愛くて、
笑いたいのか泣きたいのかわからなかった
🐣「そんなこと、僕知らないじゃんか、、泣」
🐣「グガに嫌われたかと思って、怖かったのに、、泣」
🐣「なんだよ、、可愛いだけじゃん、、泣」
体をそっと離し、泣き笑いしている僕を優しい目で見つめるグク
🐰「ごめんなさい、ほんとに、、」
自分が着てる服の袖を引っ張って、僕の涙を優しく優しく拭ってくれた
🐰「話せてよかった、、ヒョン、、ごめんね、、」
グクのことを大事に抱きしめながら、
🐣「グクのバカ、、」
🐰「うん、バカだった、、ごめん」
jkside
めんどくさいと怒鳴られてショックで唖然としてしまったけれど、
そこからだんだん気迫がなくなってきて、
僕が好きとか言い出して、
「俺」だったのが「僕」に変わって、
座り込んじゃって、、
混乱しきったヒョンが愛しくてたまらず、
思わず抱きしめてしまった
僕の言葉を聞きながら、泣き出してしまったヒョンに何度も何度も謝ったけれど
申し訳なさと同時に、自分の想いを受け取って貰えた嬉しさでどうにかなりそうだった
少し体を離して、ヒョンと目線を合わせる
🐰「ヒョン、、こんな僕だけど、、付き合ってくれませんか?」
🐣「コクコク、、⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄」
🐣「お願いします、、」
うるうるした目で小さく言うヒョンが愛しい
🐰「ふふふっ( ´艸`)
可愛い、、キスしていい?」
🐣「もう、前に勝手にしたんでしょ、、」
いじけたように言うから可愛くて、そのプイッと尖らした唇にキスを落とす
🐣「んっ、、ンッ、、、」
🐰「チュ、、、ン、」
🐰「ヒョン、、もうこんなことならないようにするから、僕のものでいてくださいね」
🐣「わかったから、、絶対しないでよ、、」
真っ赤な顔して、でもやっぱりまだ拗ねてしまっているヒョンの額にちゅっとキスをして、
ぎゅっと強く抱きしめあった
ジミニヒョン、僕のこと諦めないでいてくれてありがとう
幸せだよ( ˊᵕˋ )♡.°⑅
┈┈┈┈┈┈┈┈┈ fin.
読んでくださってありがとうございました☽