テラーノベル
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「そうですね…こういうバレちゃいけないっていう状況も好きだから、ですかねぇ?」
あっ、好きなのはこのシチュエーションか…まぁ好きです、と言われても困るのでそれはそれで安心する。
「もしかして嫌ですかぁ?」
「えっ…その嫌じゃないですけど… 」
「ふんふん、嫌じゃないけど、バレたら困る」
「そう、そうです」
「あたしがレジ一番手の時は出来ないんですし、チャンスがあったら受け入れちゃえばいいんじゃないですか?それに嫌じゃないならこの先だって…」
この先…?先ってなんだ?もしかして…キスとか…はたまた更にその先なのか?
いけね!変なこと考えてたら…
「あれぇ?もしかして想像しちゃいましたぁ?」
日高さんの視線の先…はっ!見られてる。
「あっ、いや、これは…」
いや、言い訳のしようもない。間違いなく想像して硬くしてるんだから…
「いけないですねぇ。仕事中にそんないやらしい想像して」
「い、嫌じゃないならって、日高さんはいいんですか?ご家族もいるのにそんなこと…」
「そんなことぉ?それって一体どんなことですかぁ?」
うっ…何を言っても返される気がする…
「それはその…キスとか?」
「キスとか?他にはぁ?」
「わからないですけど、いろいろです!」
「わからないはずないですよねぇ?お子さんもいらっしゃるのに?」
もちろんわかるけど!言ったらセクハラになるじゃないか。
「お子さんを作ろうと思った時に奥さんとしたことですよぉ」
えー!やっぱり!?それは仕事中じゃないとしてもだめなやつだ!
「なんで、そんな…」
「えぇ?ただの暇潰しですよ。暇潰し。いいじゃないですか、お互いにもう大人ですし」
ちゃんとした大人は断らなきゃいけない。
「それは…どういう…」いや、聞いちゃだめだろ、俺…
「もう、実際にやってみないとわからないって言うんですね?」
いやいや!そんなことは言ってない!けど…
「あらら、黙っちゃいましたか。じゃあちょっとだけ、してみますか?」
なにを!?
日高さんが近付いてくる。自分は後ずさるが後ろはすぐに棚。もう下がれない…
日高さんは自分の前にしゃがみ込み…何をするんだ…?チャックに手を伸ばしてくる。
えっ?えっ!ここで!?本当に!?
「ふふっ、ズボンの前、ぱんぱんですねぇ」
言いながらチャックをつまみ、チ~…下ろした!
白く細い指が、狭く開いたチャックの間で動く。
ぶるんっ、硬くなった肉棒は狭いチャックの隙間から広い外の世界へ羽ばたく!…というのは冗談だが、他の誰も見てないが、倉庫スペースだが、仕事中に性器を露出してしまった。
「あらまぁ!立派なものをお持ちで」
褒めてくれてるのか…?
「こんなこと…」
「いけないって思いますよね。でも、あたしはいいんですよ、って言ってあげます」
いいのか?日高さんはいいと言ってくれている。
それならこれは…しても、されてもいい?
コメント
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第6話、倉庫でのふたりの空気感がすごかったです。仕事中でバレたら終わりっていう背徳感が、日高さんの余裕ある言葉と相まって、ゾクゾクしました。あの「チャックをつまみ、チ~…下ろした」の一文、ドキドキが止まらなかったです。読んでるこっちまで「ここで!?」って声が出そうでした。こんな状況、どうなっちゃうんだろう…続きがすごく気になります!