テラーノベル
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「いい…んでしょうか…」
「大丈夫です。いいんですよ」
迷う自分の心を、気持ちを、背中を押してもらってる気がした。
あうっ!亀頭の周りをきゅっ、きゅっと擦られる。
「すんすん、お仕事頑張ったんですねぇ」
あっ!匂ったか!?
「すみません!毎日お風呂には入ってるんですが…!匂いますよね!?」
「頑張ってる証拠ですよ。大丈夫です」
大丈夫ってなにが…うぅっ!あっ!
「ん~っまっ!」
自分のモノが日高さんの顔の中に刺さって…違う、日高さんが自分のを咥えている。
「そんな!」
温かな粘膜に包まれ、柔らかい小さな舌先で刺激される。いつ以来だろう、こんなことをされるのは…思えば妻にはずいぶんとされていない。
立ち尽くす自分の足元で、アルバイトの主婦さんがフ、フェラチオをしている。
そんなあり得ないことが今、起きている。
久し振りに味わうその快感は頭の芯と爪先の先までを痺れさせた。
仕事中、妻、W不倫…いろいろな背徳感も今は興奮を燃え上がらせる燃料でしかない。
くっ!吸いながらの出し入れが激しさを増す。
そんなにされたら!出てしまう!
いいんですよ、大丈夫です、さっきの日高さんの言葉が頭の中で繰り返し聞こえる。
違う!さっきのはそういう意味で言ってたんじゃない!
日高さんを見る。目が合う。その目は
いいんですよ、大丈夫です、と言っている!
「日高さん、ちょっと!もう!出ちゃいます!離してください!」
目だけでにこっと笑うと、更にギアをあげる!
あっ、いいんだ… 俺は、このまま…イってもいいんだ…そう思った瞬間…
「あっ!うぅっ!」
出してしまった…すごい満たされた気持ちになる。こんなに気持ちいい射精はいつぶりか…
つつっ、と日高さんが口を離していく。
うぅ…最後まで吸いながら…あっ、
「あっ、ちょっと待っててください!確かここに…あった!はい、これ!」
ポケットティッシュから数枚抜き取り差し出す。
それを受け取ると口の中のものをそっと吐き出す。
優雅だ…そんな場面でもないのに、なぜだかそう思えた。
「はい、どうでしたかぁ?想像してたのと同じでしたか?」
想像してなかった。自分の想像なんてキスくらいのライトなものか、振り切ってセック…いやいや、のどちらかで、こんな楽しむだけの行為なんて思い付きもしていなかった。
「ん?あらあら、そっちを想像してましたか?驚かそうと思ったんですけどね。まぁそれに比べたらこんなの…」
まただ、何も言ってないのに心を、読んで!?
「いえいえ!驚きました!数年分は驚きました!しかもすごい気持ちよかったです!あっ、大丈夫ですか、口の中…」
「大丈夫ですよ。今呼ばれてもレジ打ちに行けますよ」
そこまで大丈夫なら自分がする心配なんて全くいらなそうだ。
「それで…こういう暇潰しはどうでしょう?って提案に戻ってもいいですか?」
はっ、提案されてたんだったっけ?それすらもう覚えていない。
コメント
1件
読了しました。うわ、これは…第7話で一気に背徳感と官能がドッと押し寄せてくる展開ですね。主人公の「いいんだ…」と抗う心が溶けていく感覚、日高さんの「心を読んでる?」みたいな距離感の近さがすごく生々しい。♡♡♡の描写も直接的だけど「優雅だ」という一文で主人公の視点の変化が伝わってきて、妙に引き込まれました。連載中なら次が気になります。