もう卒業する季節か
てことで書きます。
桃 赤に片思い中
赤 桃に片思い中
/ 桃赤 両思い中
黄 青の彼女
青 黄の彼氏
橙 紫の彼氏
紫 橙の彼女
季節は春
卒業する人々が多い季節だ
桃 「もうすぐ卒業だな」
青「だねーあっという間だよ」
紫「卒業してもずっとみんなと居られるといいな」
咲いたばかりの桜の木を見ながらつぶやく
寂しそうな声色でまたつぶやく
赤「だね」
ちらっと桃が赤の方をみて心の何処か奥底でもやもやしていた
桃は赤と離れたくない。ずっと一緒がいい。と心の中でずっとループしている
赤はもうずっとは居られないんだな そういう気持ちがループしている。
黄、青、橙、紫が緊張した面持ちで2人をみている
そして翌日
放課後
よいしょっと と重たいバックを机の上に置き帰ろうとした時、桃が赤に声をかける
桃 「あ赤」
赤「どうしたの?」
桃「赤って、今好きな人いるの?」
突然の質問にきょとんとした赤はまるで子犬のような愛らしさだ
桃 「やっぱ、その質問忘れて」
笑顔で言う桃
だけど赤はそれを忘れられなかった
でもだいすきな彼がそういうんだ
忘れるしかない
桃 「じゃ、卒業式までがんばろーぜ」
赤「なにを頑張るのよ、」
桃 「泣き虫な赤を慰めるとか」
赤 「んなっ。もうしらない」
桃 「ごめんごめん」
このふたりの会話を聞いた黄と青が心の中で尊い、という考えだけが一致した。
黄 「あか~泣」
泣きながら抱きつく黄
赤 「わ」
赤 「どうしたの」
笑顔で優しく聞く赤
2人は最初で最後をはぐで終わらせた
黄 「卒業してもずっと一緒」
赤 「ほんとに?」
クスッと笑う赤を遠くで見守っている桃がいた
愛らしい、という気持ちが浮き出た
もう今日で告白をしないと次はいつどこで出会えるか分からない、もしかしたら桃が会う時には彼氏がいるのかもしれない、もしくは彼女がいるのかもしれない、という不安な答えが出た
橙 「桃、はやく告白しないの?」
紫 「そうだよ~もしかたら告白するタイミングを失って彼氏出来るかも知れないよ?」
青 「赤くんかわいいからな~絶対彼女側だからありそう」
桃 「やめてくれよ~泣」
青 「はあしゃーない」
紫 「青ちゃんどうしたの?」
青 「僕達が付き合った時の告白の言い方まねしてみてよ」
橙 「あいいじゃん」
桃 「は」
桃 「あ、赤/あの、俺っ//」
青 「あーだめだめ」
桃 「はっ!?」
青 「そんなじゃ赤くんはOKしてくれないよ?」
ニヤリと言う青
どうしても赤と付き合いたい桃は不満に思いながらも一生懸命に告白の練習をした
桃 「赤っ/俺、ずっと前から好きでしたっ」
桃 「付き合ってくださいっ//」
紫 「んー恥ずかしさを無くしたらいいかもね」
橙 「紫ーくんの言う通りやな」
ふははと笑う橙
紫は適切なアドバイスを伝え
青と黄はその後ろでいちゃいちゃしていたのだ
桃は こいつら、、 と少々呆れつつも 俺も赤と付き合っていちゃいちゃしたいなあ、、 と思っているのだ
桃 「練習、付き合ってくれてありがとな」
青 「もっちろーん」ニパッ
黄 「今回だけですからね」
桃 「お前らは途中いちゃいちゃしてただろ」
青 「んなっ最初練習付き合ってあげたじゃーん」
桃 「最初だけな」
黄 「ふふふ」
紫 「もう大丈夫なの?」
桃 「大丈夫。練習付き合ってくれてありがとな」
橙 「もう少し練習した方がいいよ桃ちゃん」
桃 「心配し過ぎだって」
練習が終わりいよいよ赤に告白をする桃
この告白が赤と桃が結ばれる最初になるんだ
桃はいつもよりハキハキとしていてより一層男性っぽくなり口調もまた男性っぽくなった
赤 「どうしたの?呼び出して」
桃 「急にごめんな」
赤 「ううん全然」
桃 「赤」
赤 「ん?」
桃 「俺、ずっと前から赤のことがすきでした」
桃 「入学したての頃、赤が最初に話しかけてくれて、初めて会った頃は特別な恋愛感情は抱いて無かったけど、最古の友として付き合いが長くなって行くにつれ、どんどん赤のことがしれた。」
桃 「そこから赤のことがすきって気づいたんだ。」
桃 「だから、俺と付き合ってくださいっ/」
話が終わりもう少しいい所を話したかったがウザがられて断られるのはすごく辛いからぜーぜーはーはーしながら途中で終えた
まだ呼吸が整え終わってない
そんな中赤と付き合いたい一心でいっぱいだった
赤 「実はね、」
桃 「、、、っ」
赤 「俺もなんだ」
ニコッと笑った赤の顔がとても可愛らしくてそこに引かれた桃は告白の返事が頭に入ってこなかったが、数分後に自我を取り戻した
桃 「ほんとか!!?」
赤 「うん」
桃 「うれしい」
付き合ったという報告を受けた他4人はとてつもなく嬉しがっていた
両思いな事を知ってた彼らはそれを桃と赤に言うと照れた様に顔を隠し恋人繋ぎをしていたという
これからも桃赤に幸あれ_.
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