「きっとあいつなら」
「望月(もちづき)さん、もうあがっていいよ」
「はい! お先に失礼します」
アルバイトが終わる時間になり、店長さんが私に声をかけてくれた。
ここ、駅裏のカフェで働くようになってから2週間が経つ。
まだわからないことばかりだけど、いつもと違う環境で頑張ると、気付かされることも多くて、前より少しだけ成長できた気もしていた。
着替えを済ませ、帰ろうとしたところに、店長さんが私を呼び止めた。
「これ今月のバイト代ね。お疲れさま」
「えっ……ありがとうございます!」
茶色い封筒を渡され、私の気分は一気にあがる。
(やった、初めてのバイト代だ……!)
嬉しくて嬉しくて。
私は家に帰るのをやめて、すぐ駅横のショッピングモールに向かった。
あれから 皓(ひかる)くんとは会ってはいない。
メールでやりとりはしているけど、ちゃんと働いてプレゼント***********
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