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恐れていた事が現実になった。
🌸(あ…ぁぁ)
🫖のガチャが出てしまうこと。
いい事ではないか?それは確かにそうだ。
しかし、考えてもみてほしい。
当たらなければ?
どんなに当てたくても石を集める場所がなければ??
嫌な予感が頭を巡る。
🌸(来月…か。)
どうする、課金なんてもっての他だ。
🌭は許すかもしれないが、
🌭『あまり良くないしオススメはしないよぉ~』
とゲームが大好きな🌭が言っていたので、本当にその通りなのだろう。
余りにも長い時間百面相をしていたので、
🫖が聞いてきた。
🫖「さっきから何を見てるの?」
🌸「べ、別にっ」
バレたら調子に乗りかねない。
🫖「浮気…?」
🌸「は!?」
急に🫖にしては珍しい、とんちんかんな質問だった。
🫖「最近、オレの顔チラチラ見てて明らかにおかしいし…」
🌸「そっれは…」
🫖「それは?」
🌸「お前のガチャが出るから、
ほ、ほしぃな…とか思ったりなんだったり…」
急に恥ずかしくなって曖昧な返し方になってしまったが、伝わらない事はないはずだ。
🫖「…え?」
🌸「え?」
🫖「それ…だけ?」
🌸(なっ、それだけってなんだよ!)
🌸「わ、悪かったな!しょうもなくて」
🫖「えぇ…//」
🌸「な”んで🫖が照れんだよ!?」
🫖「だって、それって。
ずぅぅっとオレの事で頭いっぱいだったってことでしょ♡」
🌸「っ”ぅ”~~”~”~!!」
🌸「何でそんな毎回ポジティブなんだよっ//」
ばっかじゃねぇの!とそっぽ向いた俺は、壁しか見えていない。
だが、それでも、今🫖がどんな顔をしてどんな気持ちで俺を見ているのかが脳裏に浮かんだ。
どうしようもないのだ、お互い。
求めて、求められて、尽くして、尽くされて。
振り向くと、夕日に照らされている🫖はいつもより…。いや、いつものように美しく、綺麗に映っている。
🌸(楽しいな…)
この日々がずっと続くことを願うまでだ______