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番外編30 『女の子の日の執事の対応』前編
例のごとく双子ちゃん出ます!
双子の姉 麻里衣の女の子日の執事の対応
🍷
『はぁ……。』
(明日も仕事なのに……女の子の日になるなんて…。痛み止め飲まないと…3階の執事部屋にいかないと…身体がだるくて動かない…。)
コンコンッ。
『誰…?』
ガチャッ。
『体調はいかがですか?主様。』
『ルカス…えぇ。横になってる方が楽ね…。ちょうど良かった。痛み止めを飲もうと思ってたの。』
『はい、持ってきましたよ。飲めますか?』
『ありがとう。お水くれる?』
『……。』
『ルカス?』
『動くのもしんどいでしょうから…口移しで飲ませてあげますね。』
『え?ちょ、待ちなさ――。』
ルカスは私に覆いかぶさり、薬を飲ませる。
『ん、んんっ!んぅ…。ごくんっ。』
『クスッ。』
『はぁ、はぁ、飲ませるなら、普通に飲ませなさい…っ。』
『おやおや、いつも強気な主様が今は反撃の余地もありませんか?』
『っ…!』
私はキッとルカスを睨む。
『ふふ、元気になったらいくらでも聞きますから。』
ルカスは私をベットに寝かせて頭を撫でる。
『おやすみなさい、主様。いい夢を。』
チュッ。主様のおでこにキスを落とす。
『っ……覚えてなさいよ…っ。』
ホントに医者?心拍数上がってチヌ。
🍳
『お腹空いたけど、動けない……。
今日のロノのご飯はオムライスって言ってたのに……。食べたかった…。』
コンコンッ。ガチャッ。
『主様、起きてますか?』
『ロノ…?この香り…。』
『はい、主様の好きなオムライスです。
ちょっと小さめに作ってますから食べれると思います。』
『ロノ…ふふ。ありがとう…。ロノのご飯が食べたかったの。ありがとう。』
『!えへへっ。主様が喜ぶなら俺いくらでも作りますよ!』
『ふふっ。ありがとう。』
『元気になったら、主様の好きな物買い物に行きましょう。俺、付き合いますから。』
『えぇ。楽しみにしてるわ。』
ロノのご飯が痛みに効きます……♡♡
☂️
『腰が痛いし眠い…でも、明日は仕事の依頼が……。』
『ダメですよ、主様。明日はお仕事お休みしてください。先方には私から伝えておきます。』
『で、でも…』
『ダメなものはダメです。主様にはこれを飲んでいただきます。』
ドンッ。
『……これは?』
『血行を改善する桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)と、ストレスやイライラに効く加味逍遙散(かみしょうようさん)と、冷え性や栄養不足に効く当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)と、急な腹痛に効果のある芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)です。』
『見るからに苦そうじゃない…。ど、どうしても飲まないとダメ?』
『はい。東の大地の良薬です。』
『い、嫌…私、苦いのだけはダメなのよ…。』
『良薬は口に苦しと言いますから。それとも…。』
ユーハンはベットに手をついて私の唇に触れる。
ギシッ…。
『口移しで飲ませてあげましょうか…?
それなら苦味も消えるかもしれませんよ?』
『っ……!じ、自分で飲むわ……っ。
さすが主様です。私としては残念ですけど…。』
『!?』
甘くなりすぎます。そんなの。
🤍
『おい、大丈夫か。』
『シロ……えぇ。腰が痛くて…。眠気も酷いわ…。』
『……我にして欲しいことはないか?』
『え?』
『お前は甘えることを覚えろ。こういう時くらい我を頼れ。』
『シロ…。分かった、じゃあ…。お腹をさすって欲しい…。』
『あぁ。』
なでなで……。
『ふぅ…。少し楽ね…。』
『そうか、良かったな。』
(温もりがちょうど良くて……眠気が…。)
『すぅ、すぅ…。』
『…寝たのか?今はゆっくり休め。
元気になったらどこか景色のいいところでも連れて行ってやる。…おやすみ。』
チュッ。
主の頭にキスを落とす。
え、メロい……。
🌹
『……。どうしよう。』
(書類をまとめて送らなきゃなのに身体がだるくて…。)
バタンッ!
私は床に倒れ込む。
『動けない…。誰か…。』
『主様!?大丈夫っすか!?』
『アモン…?ごめんなさいね、ちょっと、身体がだるくて…。誰か他の執事を呼んできてくれる?』
『その必要は無いっすよ。』
『え?』
アモンは私をお姫様抱っこする。
『わっ。あ、アモン、重いでしょ、降ろして…。』
『そんなことないっすよ。俺だって男ですし、鍛えてるんすから。主様1人いつでもお姫様抱っこしてあげるっすよ。』
『っ…。あ、ありがとう…。』
アモンは2階の執事部屋まで私を運ぶ。
『どうしてここなの?』
『大浴場側の階段から上がったんで主様の部屋よりこっちのが近いと思って。今は主様を休ませるのが先決っすから。』
アモンは自分のベットに私を寝かせた。
(アモンの香り…落ち着く…。)
『主様が寝るまでこうして手を握ってあげるっす。だから、安心して寝てていいんすよ。』
『アモン…。』
ぎゅっとアモンの手を握る。
『ありがとう……。』
数分後。
『…寝顔まで可愛いっすね。本当、無防備なんすから。まぁ今は何もするつもりはないっすけど…。』
なで……。
主様の頬を撫でる。
『また元気になったら今度は俺も我慢できないっすからね。』
推しのベットで寝れるとか最高👍
💮
『主様〜。大丈夫か?』
『ハナマル…。えぇ、さっきよりはマシね…。』
『何かして欲しいこと無いか?俺なんでもするぞ。』
『して欲しいこと…。そうね…。暖かいものが食べたい…。』
『分かった、待ってろ、美味しいの作ってやるから。』
数分後
『ハナマル特製うどんだ。起き上がれるか?』
『うん…。』
『はい、口開けて。食べさせてあげる。』
『いいの……?』
『あぁ。ふー、ふー。はい、あーん。』
『ちゅるっ。ちゅるっ。ん…美味しい…。』
『良かった、今はゆっくり休んでくれよ。こういう時くらい俺に甘えろよ。今は俺しか見てねぇんだし。』
『うん…ありがとう。』
『主様が寝るまでそばにいてやるから。な。』
パパまるの安心感やばい(´;ω;`)
🦋
2階の執事部屋
『ふぅ……。』
『あ、あの、主様……。俺のこと頼ってくださいとは言いましたけどこれはさすがに近いような…。』
主様に頼まれてお腹に手を当てるように言われた。ソファ座って主様を膝の上に乗せる。
『フェネスがせっかく言ってくれたのよ?無下にしたくないもの。それとも…私とくっつくのは嫌?』
『そ、そんなことは…』
(うぅ、今日の主様なんだか意地悪です……。)
『フェネスの手、大きくて暖かくて安心するわね。』
『っ…。』
(俺、主様に意識されてないのかなぁ……。
こんなに無防備なのに、俺が何もしないって思ってるのかな…。俺だって男なのに。)
『ありがとう、フェネス。少し落ち着いたわ。自分の部屋に戻るわね。』
と、フェネスから離れようとしたがフェネスの手が私を離さない。
『えっと、フェネス?』
『主様って……俺の事甘く見過ぎですよ。』
『え…っ?』
ドサッ。
フェネスは私を押し倒す。
『いくら俺でもこんなに密着してたらドキドキだってしますし、それに……もっと意識して欲しいって思います。』
『ま、、待って、フェネス……。』
『ふふ、さっきまでの余裕だったのに
今は俺が優勢ですね。』
『っー!』
『もっと俺に…危機感持ってくださいね。』
俺はモノクルを外す。
カチャッ。
『俺は男ですよ。主様のことくらい簡単に押し倒せちゃうんですから。』
『その顔心臓に悪いからやめて……っ///』
モノクル外したフェネスの顔大好きなんだよね……私。同志は必ずいるはず。
🕯
『ん……。ふわぁ…。』
『あ、起こしてしまったかな。』
『ミヤジ?どうしたの?』
『主様がそのしんどそうにしてたから落ち着くアロマを炊いたんだ。どうかな。』
『いい香り…もしかしてラベンダー?』
『ああ。ラベンダーには痛みを和らげる効果があるんだ。リラックス効果も期待できるよ。』
『ありがとうミヤジ…。』
『いいんだよ。こういう時くらい甘えても。普段主様は甘えないからね。』
『百合菜の前ではお姉ちゃんとしてちゃんとしないといけないからね…。』
『…主様。』
『ん?』
フワッ。
ミヤジは私を抱き締める。
『っ、ミヤジ…?』
『私の前では弱音を吐いたっていい。
百合菜様にとってはお姉ちゃんかもしれないけど、私からしたら麻里衣様はまだまだ子供だ。好きなだけ甘えなさい。私の前ではね。』
『ミヤジ……。』
『なんて…執事として度が過ぎたかな。』
『そ、そんなことないわ。ありがとう。』
『うん。ゆっくり休むといい。早く元気になるんだよ。』
『えぇ。ありがとう。』
ミヤジー!優しさが染みる…。
🫖
『主様、体調はいかがですか?』
『眠くてだるくて気分は最悪ね…。
女の子って本当大変……。』
『身体がダルそうですね…。カフェインは良くないので、暖かい白湯をお持ちしました。少しは痛みが和らぐといいのですが…。』
『ありがとう…頂くわ。』
『何かして欲しいこと、欲しいものがあれば言ってくださいね。』
『ゴクッ。暖かいわ。して欲しいこと…。そうね……。ベリアンが手を握ってくれたら…寝れそうだわ。』
『そ、そんなことでいいんですか?』
『そんなことじゃないわ。それがいいの。ベリアンの手、暖かくて安心するから。』
『主様……。っ、失礼します。』
ギュッ。
『あったかい…。よく眠れそうだわ。』
『よ、良かったです。』
(主様の手…小さくてすべすべしてて……。)
『んっ。くすぐったいわ、ベリアン。』
『あ、す、すみません。綺麗な肌だったのでつい……。』
『ふふ、構わないわ。おやすみ、ベリアン。』
『はい、おやすみなさいませ。』
ベリアンの手は絶対すべすべしてると思う。
紅茶の香りのハンドクリームつけてそう
(偏見)
次回は後編!双子の妹百合菜様!
コメント
4件
通知来た瞬間来たぞぉー
絶賛血祭り中だから妄想しやすくて…もう大好き😇😇