TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する




まぁ・・・ずっと見られてたなんて知らなかったわ・・・彼が笑みを浮かべるとぐっと優しい顔になる


それに魅せられて、私は気の利いた言葉が浮かばなかった



「もう大丈夫なの?その・・・ 」



彼がフハッと噴き出した、笑ったら目が線になった、なんてかわいいの



「おなかが空ていないのか?って事ですか?今は少し空いています、注文していいですか? 」



私もつられて思わず笑ってしまった、そして彼はハムサラダを注文し、私は彼にアイスコーヒーをサービスした



お客の前でパフォーマンスが出来るように、オープンカウンターになっているうちの店で、彼は私がクレープを焼くのを目の前で感心したように眺めながら何度も



「お~!おお~!」


と唸って私の手さばきを彼は瞳をキラキラして見ていた、それがとてもおかしかった



カウンターテーブルで彼がクレープを食べている間、不思議と他のお客は来ず、私は彼と楽しくなんと10分以上もおしゃべりした、離婚して以来こんなに長く男性とおしゃべりしたのは初めてだった



そして彼はクレープを食べ終わると実は先日のお礼に、今日の帰りに渡したいものがあるので何時に終わるのか聞きにきたんだと彼は言った



私は今日は8時に終わると言ったら、ショッピングモールの南出口で待っていると言って彼は去って行った



仕事が終わると私はロッカーで着替え、なぜかそわそわしていた


念入りに化粧直しをしている自分も不思議だった



少し・・・彼といい感じの自分を想像してみた、残念ながら若すぎると思った



年齢差があってもダメだというわけではないだろう、少なくても他の人の場合なら・・・



だが私の場合は一度結婚に失敗しているバツイチだ・・・・



復讐ジュリエット~DV元夫に復讐の花束を~

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚