テラーノベル
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【キャプション】
今回もsoくんは出ませんが、暑くていいお兄ちゃんliくんと末っ子ながらに頑張ったmkちゃんのお話になります。
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《💫🩷視点》
何があったか一瞬分からなかった。
メルトの大声が響いたと思ったら、ロゼが心音に向かって何か必死に叫んでいた。隣にいたらぴすはすぐに走り出して行って他の人もそれに続いてそれぞれ動き出した。
気づいたら1人ぽつんとその場に突っ立ていた。
何をしたら、何を。
何も分からず、その場に立ち尽くしていて深刻な事態を達観して見つめていた。
((自分ってこう言う時何もできないんや))
と痛感して、その様子をフィクションのように見つめていた。
ふと視線にらいとの荷物が映る。よく見たら、らいとはこの場にいなくて、つい 助けを求めるように、気づけばスマホに手が伸びていた。
【line】
mk『らいと、どこいるん?』
li『トイレ』
li『なに』
mk『心音がたおれた。』
mk『メルトが叫んで、ロゼとからぴすが色々してるのに、俺何したらいいかわからんくて』
li『車出してくるから。みかさは心音の荷物全部持ってきて』
mk『わかった』
いつもよりも秒で返ってきた返事に頼もしさを感じてつい泣きそうになった。
ずっとからかってきて馬鹿にしてくるやつだけど、でもそれと同時に可愛がるように構ってくれてこうやって真っ直ぐと引っ張ってくれるやつだ。めておらは本当そんな人ばかりで自分が情けなくなる。
らいとに言われた通りすぐに心音の荷物をかき集めて、密かに体育館を出た。
駐車場に向かえば後ろのドアを開けて何か作業をしているらいとが見えた。
mk「らいと!!こ、これ!全部かき集めて持ってきた!」
li「ありがと。それ助手席乗せとって」
nk「うん」
助手席に置いてすぐまたらいとを見る。ファーストフード店のゴミ袋や上着などごちゃごちゃして汚かったそこが綺麗になるのを見て心音を寝かすスペースを作っているのだと気づいた。
しばらくしてやっと出てきたらいとはいつも通りで、「てりやきソースが手に着いたばり最悪」と嫌そうな顔をしながらゴミ袋を持っていた。
li「そこで待っとけよ」
軽くいいながはスタスタとどこか行くらいとに呆気なく自分は立っていた。
近くのゴミ箱に捨てた後、すぐ戻ってきたらいとは俺の顔を見るなりそこそこの強さで頭をわしゃわしゃと撫でてきた。
mk「ちょ、らいと!ぐわんぐわんする!」
いきなりのそれに少し睨みながららいとを見れば優しい顔で微笑みかけてくるのがわかった。
li「…目の前で人が倒れることとか滅多にないと。気にするんな。荷物を俺に届けてくれた。状況を伝えてくれた。やから、俺も動けたと。みかさ、ありがとうな」
そう、俺は、何もできなかった。
ずっと突っ立て、心音を見ることしかできなかった。
いつと助けてもらってるのに肝心の時に俺は無力だった。
そんな自分が責められることよりも、何よりも大好きな人を助けられない自分が情けなくて仕方なかったんだ。
mk「っ、!!!ぁ、っ、こ、わかったぁぁっ”“」
ボロボロ大きな涙が溢れてきた。そんなのにも構わず乱暴に頭を撫でる彼のその雑さが心地よかった。
li「うん」
氷鷹「い、いきなりっ、メルトの叫び声がするしっ、大きい音したって思ったら心音は倒れてるし、”ロゼの顔っ、泣きそうで、、らぴすはすぐ心音のとこ駆け寄って隣誰もおらんくなって、俺なんもっ、なんでもできんくて”“」
li「ちゃんと今動けたやろ、大丈夫や。みかさ」
mk「ぅぁぁぁあ”“!!」
しばらく泣いていた気がしたが時間にしては3分とかだったみたいだ。
li「じゃあ、俺体育館の入り口の前に車移動させるからみかさは戻っとき」
mk「え、」
li「お前がおらんと誰もわからんやろ。この状況」
mk「う、うん!ありがと」
li「ぶっさいくやけん、顔は洗えよ」
mk「最低やな!!」
しかし、いつも通りのそれに笑顔が溢れる。そうだ、俺にはやれることをやればいい。
役割を与えてくれたらいとに応えるためにも体育館にまた急いで戻った。
【らいととらぴすが喧嘩する発端になったLINE】
li『車出せるけん、いつでもいける』
mk『ありがとう!もうすぐ出れると思う!』
mk『熱あるみたい』
mk『顔赤いし』
li『まじかよ』
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🥯🧈🌿𓈒𓏸
mk『ロゼとらぴすが宥めてるけど』
mk『ロゼにもたれかかってる、しんどそう』
li『そっか』
li『病院に必要なもんはもうもらっとうけん、持ち物は心音だけでいいと』
li『ちゃんとロゼに伝えといて』
mk『OK(スタンプ)』
mk『本当にありがとうね、らいと』
li『出来る男はちゃうけん。そこの体育館におるらぴすと違って』
コメント
1件
一気に読みましたけど最高すぎです❗️続き楽しみです