TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

天城先輩の腕の中で

一覧ページ

「天城先輩の腕の中で」のメインビジュアル

天城先輩の腕の中で

8 - 第8話同輩と飲み会(3)

♥

29

2025年07月17日

シェアするシェアする
報告する

「ここ……やっぱ、いいな」


耳元で、息をかけるように囁かれて、

那央は肩を震わせた。


「ん……ぅ、なにが……」


「ここ──那央の中」


言葉の意味を理解するより早く、

その指先が、とろとろにあたたかい場所を

ゆっくり、撫でるように押し広げる。


「や……ぁ、また……そういうの……っ」


「……だって、ほんとに好きなんだもん」


囁きながら、天城は少し目を細める。


「飲み会で聞かれてたろ?

“先輩のって、やっぱでかいの?”って」


「……っ、ぅ……」


那央は首をすくめるように、

小さく縮こまる。


「言ってたの聞いた時、

あー、那央ってさ、いつもぐちゃぐちゃになってるし──

もしかして、あんま覚えてないのかなって思ったけどさ」


指先が、奥の奥までゆっくり沈んで、

じんわりと動かされる。


「……ちゃんと体で覚えてるんだね。

“ここまで入る”って、そうやって言えるの、……可愛かった」


「んっ……や、だ……っ、もう、からかわないで……」


「からかってないよ。……俺は、ただかわいーなーと思って」


那央の体がぴくっと反応するたび、

天城は嬉しそうに微笑んで、

また優しく、深く──繋がっていく。


「ね、那央。」

「…ほら、ここだろ?わかりやすいなぁ」

「う゛うっんあっ♡」

「うんうん、かぁいいね」

天城先輩の腕の中で

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

29

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚