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「 … ん ふぅ … ぁ ッ ♡ 」
「 あっきぃさん .. っ ♡もう入れますね .. ッ 」
水音と共に、綺麗な金髪を汗で滲ませた青年の愛嬌が響く。
ベットに2人。関係で言えば会社の後輩先輩程度だが、なぜこうなったのだろう。
時はさかのぼり、1日ほど前。
私、おさでいの所属する会社は月に1度ほど、飲み会が開催される。ちょうど予定もなく、開催場所もさほど遠く無かったため、今年で二十歳になるこの身。初酒というものを試してみようと、お酒が弱い人もいる回に参加した。
とはいえ、初めてのお酒は緊張するもので、酔いつぶれて変なことをしても嫌だし、先輩に迷惑をかけるわけにも行かないので、一応メンバーも連れていったが。
集合の五分前に店に行くと、そこには所謂酒ヤクザメンツといわれる、酒が強いメンツが集まっていた。まぜ太さん、さとみさん、などを筆頭に豪華メンバーである。
「あ、おさでいじゃん~ 」
「 ちわっす 」
まぜ太さんがこちらに気付き、手を振ってくる。
そのタイミングで集合時間になったので、お店に入った。しかし、メンバーの半分がいなかった。やはりSTPRらしい。
「 おさでいはじめてっしょ?かるいやつから初めな? 」
優しく説明してくれるまぜ太さんにありがとうございますと感謝しながら、メニューを見る。やはりメンツがメンツだから緊張してしまう。取りあえず誰でも名前を聞いたことがあるような軽いやつとおつまみを頼んで、賑わいを眺める。
「 ごめんなさい!遅れました!! 」
そう大きな声で言って、こっちのテーブルに駆け寄ってくるのは、あっきぃさんだった。
「 全然大丈夫だよ~、ってかビビってんじゃねぇのあっきぃ?後輩君に見せないといけないからw 」
まぜ太さんがそう煽ったとたん、優しそうな申し訳そうな顔は消えて笑顔に、ブルースで反論する。
「 はぁ?なわけねぇから!!今日こそ俺勝つからな!!! www 」
一気に火種が付く。そのままあっきぃさんはまぜ太さんの正面、俺の隣に座り店員さんを呼び酒を注文する。 この時は、きっとこれは長くなりそうだということだけ分かった。
数時間後。
深夜になり、騒げなくなった時間帯に差し掛かった頃、飲み会も終盤を迎えていた。今回は割勘ということで帰る人は先に帰って行った。俺は若干酔ったが、誰かに無理に飲まされたり飲みすぎたりすることもなかったので、まぁまぁ自我があった。
そうして、終わりとなり最終的にお会計のときに残っていたメンツはまぜ太さん、あっきぃさん、けちゃさん、メルトさん、らいとさん、俺だった。
けちゃさん、ちぐささんあっきぃさんはデロンデロンに酔っており、特にけちゃさんとあっきぃさんは一人で帰れない状態だった。まぜ太さんがけちゃさんを家が近いので送っていくと言っており、あっきぃさんは身長的に俺が送った方がいいとなりまぜ太さんに住所を教えてもらいそのまま解散した。
そのあと、駅まで行くのもなんだかと思ったので少し歩いてタクシーで行くことにした。
あっきぃさんをタクシーにのせ、住所を伝え走行する。そういえばあっきぃさんはあんまり話したことがないなとふと考える。あっきぃさんと言えばお酒だけど、そもそも今回が初酒だった俺にとってはまだちゃんと関わったことがない世界だし、別グルだし先輩だし。
なんとなくで隣を見ると、寝ているのか目をつぶっているあっきぃさんが視界に映る。
そういえばこの人とは俺ほぼ10歳差なんだよな。こんなに肌綺麗だし、整ってるのはやっぱり少なくともアイドルしてるからか。
呑気に考えていると、家まで付いた。流石お金持ち。家も高いマンションで隅々まで整備されていて綺麗だ。いいな。俺もいつか。
あっきぃさんはまだ寝ているらしく、返事をしない。取りあえずお金を払ってあっきぃさんを下ろす。どうしようか考えると、あっきぃさんのポケットから恐らく家の鍵が出てくる。このままここにいるわけにもいかないので、ねているあっきぃさんをおぶって鍵で中にはいる。そのままエレベーターに乗り、部屋まで行く。
「 .. あっきぃさぁん、着きましたよ ~ 」
小声でいうと、あっきぃさんがうっすらと目を開けたあと返事をして、
そのまま思いきり抱きついてきた。
おんぶしながら抱きつかれたら流石に心配になるほど寝ぼけているのか疑ってしまう。というか、先輩をおんぶして抱きつかれたなんて知られたら、ファンに殺されるかもしれない。いや、でもあっきぃさんのファンだから分からない。許すかもしれない。
仕方なくおぶったままベットを探す。怒られる覚悟ありきで何個かドアを開けたあと、寝室らしきものがあったのでそこに寝かせようとあっきぃさんを起こす。
「 あっきぃさん起きて~、いや、起きなくてもいいから寝ないでください 」
「 ん、んぅ … だれぇ .. ? ぷーのけ?」
「 違いますおさでいですよ。 」
寝ぼけあっきぃさん結構可愛いななんて思いながら下ろそうとすると、更に抱きつく力が強くなる。
「いや、降りてくださいベットありますから .. 」
というか、さっきからおんぶしてるのにこの人軽いな。いくら俺が身長高いとはいえ、この人も低い訳じゃないですよね ..
「 でいでい? 」
「 あ、はい、おさでいです 」
「 ん … ちゅ .. 」
「 え … ? 」
名前を呼ばれたと思ったら、いきなり頬に柔らかいものがあたる。数秒後、それがあっきぃさんの唇と言うことが分かった。驚きが隠せず、足がもつれて自分ごとベットに突っ込んでしまった。
「 ちょ、///あっきぃさん何してるんですか!? 」
「 へへ // でいでいイケメンじゃ~ん、身長高くてうらやまし .. 」
そういって俺の上に乗ってくる。今の俺の状態は、とっても尊敬しているグループのメンバーの一人であるあっきぃさんに馬乗りにされている。
なんか不味い状態以前の問題だが、それよりもあっきぃさんの危機管理能力が心配になる。
えへへと完全に火照った顔で笑いながらこっちを見てくる。あんぷさんは少し前にライブがあったから体が引き締まっている。ただ、お腹だけは出ているようだ。数分前に先輩とキスした俺は、今馬乗りにされており何がなんだか自分でも良く分からない。
あっきぃさんのされるがまま、ベットに寝ているしかできないのか。
剥ごうと思えば剥げる。こっちは190台の化け物だし。あっきぃさんは180台ではないから。
「あっきぃさん .. あの … 離れてくださ .. 」
「 んっ … ちゅっ♡ 」
リップ音が部屋に響く。この人、口にキスしてきた。これ訴えれるぞなんて思いながら、離してくださいと訴えるために目を開けると、完全に意識が薄れているあっきぃさんが見える。
あんぷさんの配信でもキス魔とは言われていたけど、だれこれかまわず襲うとは聞いてない。流石に恥ずかしくなって無理やり剥がすとあっきぃさんのほうからも微かに呼吸を整える声が聞こえる。ここまでかと思われたが、もう一度キスをされ、今度はあっきぃさんの舌が入ってくる。所謂Dキスだ。
先輩とここまでしていいのか不安になって、離そうとしたが下手くそなキスがなぜか可愛くて今度は俺から口を重ねてしまった。数秒ほどのキスでも、気持ちよくて数分、数十分に感じた。
口を離すと、銀色の糸で繋がれる。少し汗ばんだ顔が、多分オタク用語で言えばメロイのだろう。
「 んっ ♡ .. でいでぃ .. 」
「 あっきぃさん .. これ以上は … 」
あっきぃさんの体を押し戻す。すると、不思議そうな目でこちらを見てくる。
あっきぃさんだってお酒によってしてるだけに違いない。活動者だし、恋人もいないから性処理が出来ないのだろう。きっと、本能的になっているだけであって、理性があればきっと …
「 …. や、 」
「 もうちょっと … 」
そういったあっきぃさんの陰部は、少しであるが膨らんでいた。後輩とのキスでこれだけ満足してくれたのなら、この先はどうなるのだろう。なんて、少しであるが怖いことを考えた。
そんな俺も俺だ。そんな涙をためた欲情の目で見てくる先輩に興奮してしまうんだから。そのあと俺は、お酒の勢いということにして、あっきぃさんに了承の口づけを交わした。
コメント
4件
あっ、えっ?天才???カプが理想的すぎるし書き方も上手すぎます
この発想はなかった( ◜ཫ◝) 神作すぎ🫶🏻︎💕︎︎