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(株)姫神V
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韮音 @み!るきーず&8号車
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ドールを無理矢理部屋から追い出し、扉を勢いよく閉めた
まだ少し叫び声が続いたが、だんだん小さくなりやがて聞こえなくなった
ミオ「いやなんだったんだ…」
「いきなり叫ぶからびっくりしたじゃん、力技で追い出したけど」
ドールと初めて出会ってから2時間が経とうとしていた
家を飛び出したのが、11時くらいだったので、今は大体1時くらい?
まだまだ外は暗い
ミオ「一旦外が明るくなるまで部屋でじっとしてるか、ドールとまた会うと面倒だし」
ミオ
(今のうちに状況を整理して、部屋の中も調べよう)
ベッドに横たわり天井を見ながら今まであったことを思い出していた
ミオ
(まず、家を出て走ってたら街外れに行っちゃってそこでドールと出会った
そのまま絶対に行ってはいけないという森に入ってしまい、今いる館にたどり着いた
私の部屋があるらしい)
(ドールのことについては、なんでいるかもなにも分からなくて、多分だけど聞かれたくないことを聞かれたらさっきみたいに壊れる?のかな、見た目は綺麗で汚れてない)
(…それとドールによると私は森に入った時点で呪われていて、ここから一生出ることができない)
「たった2時間でこれ?情報量多いな」
「特に最後」
「冷静な私も変だけど」
(次は部屋を調べよう
なにか出られるようなものがあるかもしれない)
まずはクローゼット
ミオ「中は…何もない、ハンガーが3個か」
机
ミオ「あっ鏡…汚ったな!なんでここは汚いの!引き出しは、、、万年筆と古びたメモ帳」
「ん?このメモ帳後ろになんか書いてる!」
「えっと、”永島れいな“?だれだろ?」
「前にも森に迷いこんだ子がいたのかな」
「中にもなにか、書いてある
_____________________
わからないわからないわからないなんでここにいるか、なにがあったのか、自分は何歳?何年生?何がすき?何がきらい?名字は?名前は?家族はどこ?家族なんていた?わからない
どうしてわからない?なにもわからない
_____________________
「一言かと思ったらめっちゃ書いてる…」
「つまり”永島れいな”さんは周りのことも過去のことも自分のこともなにもわからないってこと、だよね?」
「…そんなことある?!なくない?!まぁ周りのことならまだ分かるけど、自分の家族とか自分のことは忘れてられないでしょ…
これはこの森のせい?そういえばドールはここは永遠の館っていってたから、ずっと館に居るうちに全部忘れたとか?」
「ありえないでしょ」
「もしかしたら私もこうなるのかな?」
「いや!そんな訳ないよ、忘れようとも忘れられないし」
「絶対!忘れない!…はず…」
(なんだろ急に不安になってきた、もし”れいな”さんが本当にこの森に迷いこんでしまった被害者だったら)
(もし私もこの森の力かなにかで全部忘れちゃったら)
「もしそうだとしても、そうならないように早くここから逃げ出さないと」
コメント
3件
なんか今回ちょっと短かったかも
第3話、読み終えました。ドールを追い出した後の静かな調査パート、すごく雰囲気が出てて好きです。特にあのメモ帳の「わからない」の連呼、ぞっとしましたね…自分の名前すら忘れるって、想像するだけで怖い。ミオが「絶対忘れない」って言い聞かせるシーンが切なかった。永島れいなさんが何者か、これからどう繋がるのか気になります。この館の仕組み、もっと知りたいです。