目黒が言う。「指挿れてあげる」いやいや、そんな怖いこと!
目黒ー翔太くん?
渡辺ーな、何⁈
目黒ーそんなビクビクしなくても。
渡辺ーだって、お前が怖いこと言うから。
目黒ーそこで、俺を受け入れてもらうの理解出来る?
渡辺ー・・ん。
目黒ーいきなり、したら、怪我するし、立てないよ?
渡辺ーで?
目黒ーだから、準備するの。
渡辺ー指挿れるのが?
目黒ーそう、3本は挿れるのが普通かな。
渡辺ーやめて!お願い!怖い!
目黒ー無理?
渡辺ー無理無理無理〜。
目黒は苦笑する。
お尻を押さえて「無理」と言う渡辺。
何もいきなりしないのに。
気持ち良くなったとき、まずは1本。状況によって2本。
少しずつ進んでいく約束。
もうしばらくは、気持ちいいところで、止まっている方がいいみたいだ。
渡辺は、晩ご飯を目黒の家で食べるが、帰る日も出て来た。
一緒にいたら、怖いことされそうで、自分の家に帰るのだ。
目黒は、笑って見送る。
目黒ー翔太くん、今日も、帰るの?
渡辺ーん〜。
目黒ー気持ちいいことしかしないけど?
渡辺ー絶対?
目黒ーん。
渡辺ーこっちにいる。
目黒ーお風呂一緒に入ろうね。
渡辺ーあう〜。
いつまでも恥ずかしい渡辺。
自分を洗われるのも、恥ずかしいと思うけど、目黒を洗うのがもっと恥ずかしいと思う。
一緒にいるのは、楽しいけど、お風呂の時間だけが頭を悩ませる。
渡辺ー恥ずかしいんだけど〜。
目黒ー洗うのが?洗われるのが?
渡辺ーどっちも!
目黒ーあんなこと出来るくせに、何言ってるの?
渡辺ー・・くぅ〜。
目黒を口で愛することは出来るくせに、洗われるのが恥ずかしいと言う。矛盾しているじゃないか?と目黒は思うけど、言わない方がいいと判断した。
今日も、晩ご飯食べて一緒にお風呂に入る。身体が薄っすらピンク色。
目黒ー先に洗ってあげるね。
渡辺ー言わなくていいし!
どこもかも、ツルツルで綺麗な肌。
ソープをいっぱい泡泡させて、洗っていく。
蕾の上をつるりと洗った。
渡辺ーひゃっ!しないって言った!
目黒ー洗っただけ。
渡辺ーう〜。
目黒ー俺も、洗ってくれる?
渡辺ーう、うん。
目黒ー何で恥ずかしいの?
渡辺ーなんか、「男」って身体だから?分かんないけど、恥ずかしい。
そう言いながら、もこもこ泡を作っている。目黒は、渡辺の身体を洗うとき、手で洗うのだが、渡辺は、それが出来ない。もこもこのタオルで洗うのだが、目黒はちょっと不満なのだ。
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