少女(私)は、一人で森を探索していた.
「はぁ、こんな森で何が…」
そう言いかけた時、足元に魔法陣が浮かび上がった
私はびっくりしてその場から少し離れた。それと同時に魔法陣から人が出てきた。
(赤い…悪魔?)
❓❓「…どうしてこんなところに居るんだ?」
そう言いながら悪魔は私の元に来た。それからじっと私を見て、
❓❓「魔物か?」
「ち…違います」
❓❓「じゃあなんだ?」
「私は…」
(私は…あれっ?なんだっけ、種族わからない)
❓❓「大丈夫か?顔色悪いぞ?」
そう言って私を姫様抱っこして休めるところまで運んでくれた。
❓❓「見た感じ種族が思い出せない、忘れたらしいな」
「ごめんなさい」
(なんで急に忘れたのだろう)
❓❓「俺の名前を言うの忘れてたな。俺の名前はギィ・クリムゾンだ。お前は…」
「ありません」
そう言うと悪魔は少し考える素振りを見せてから
❓❓「俺がお前に名前をつけてやるよ」
(私に…名前を…)
❓❓「嫌か?」
そう言い私の隣に座った
「嫌ではないですが…」
ギィ「じゃあつけるぞ?お前の名前は今からリナで俺のファミリーネームでクリムゾン リナ・クリムゾンだ」
それを聞き私の中で何かが変わった。
「ありがとうございます」
そうお礼を言った
ギィ「ああ,あとこれから敬語なしでいいぜ?」
「あっはい…うん」
(ギィ様優しいな、)
ギィ「あと,これをやるよ」
そう言いながら手に指輪を作って、私の手にはめてくれた。
「これは?」
ギィ「指輪だ、これがあれば俺と話もできるし、呼ぶことも出来る、俺は帰らなきゃ行けないしな」
(ギィ様帰っちゃうの?嫌だな、もう一人は…)
そう思っているとギィ様が覗き込んできた。
ギィ「どうした?」
「どこかに行かないで…一人になると…」
そう言い途中で私は泣いてしまった。
ギィ「俺にもな、用があるんだぜ?だから少しだけ帰る。だからそのために指輪を渡したんだ。いつでも話せるようにな」
「うん…ごめん」
(迷惑かけちゃった…)
ギィ「一人になるとどうなるんだ?」
「殴られる」
ギィ「殴られる?」
「意味がわからないかもしれないけど、私の家族はね、私の周りに人がいなくなったのを確認したら殴るんだ」
ギィ「だから顔に痣があるのか?」
そう言い私の顔にできた痣を触った
(痛い…)
ギィ「痛いのか?」
わたしは、それを聞き頷いた。そしてギィ様に抱きついてしまった
ギィ「どうした?」
ーーー
文変かも
コメント
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面白かったです!!続き読みたいです