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1.ラインを超えて 短編3部作
第一話
ラインを超えて
満員電車の中
くたびれた顔をして
夕刊フジを読みながら
老いぼれてくのはゴメンだ
生きられなかった時間や
生きられなかった場面や
生きられなかった場所、
口に出せなかった言葉もあった。
あの時ああ言えばもっと
今より幸せだったのか。
あの時ああすればもっと
今より幸せだったのか。
机の前に座り
計画を練るだけで
一歩も動かさず、
老いぼれてくのはゴメンだ。
この曲をリアルタイムで聴いていた学生時代、俺は絶対に社会の歯車にならず、自分の好きなように生きていきたいと思っていた。
歳をとったら「周りから飛んでるジジイ」と言われるような、個性的な年の取り方をしたい。
「絶対にゴーイングマイウェイ、自分の道を突き進む」と誓っていた。
学生時代は漠然と、そんなことばかり考えていた。
将来の具体的なビジョンも計画も夢も持たず、その日その日を楽しみ、何も悩まず、何も求めずに生きていた。
自分の自由は金では買えない。
金で手に入る物質よりも、どんな有名人や学者、巨富も得られない、時間だけが唯一平等に与えられた宝物だと信じていた。
しかし、気づいたら周囲の仲間たちは就職活動に専念し、企業の募集要項や紹介欄を軽く見て、願書を出していた。
特に夢や希望を抱かずに入社した会社も、仕事にやる気を持てないまま長く勤めていた。
そんな中、後戻りできない年齢になり、「突き進むしかない」と前向きに仕事に取り組んだが、会社の人員整理の流れに巻き込まれ、長年勤めた職場を追われた。
新しい現場は慣れず、使ったこともなければ聞いたこともない専門用語の連続。
周囲は若い作業員や上司ばかりで、私よりも何段も若い上司から嫌味を言われる日々だった。
毎日違う仕事を指示され、間接的な作業(清掃や物資の移動、誰でもできる作業)に従事。
能力に見合った作業を与えられていると思い込みながら、一人で淡々と繰り返していた。
そんな中、トラブル時の緊急対応や使わない器具を持たされ、説明も早々に作業を続ける状況だった。
怒鳴る声も飛び交うが、無我夢中で働く私にはその声や状況は入らず、理解できなかった。
その結果、連日忙しく働き続け、疲弊して帰宅。
ソファに座りっぱなしで放心状態になり、壁を見つめていた。
「ダメだ、ダメだ。しっかりしよう。明日の仕事の準備もあるし、洗濯物も溜まってる。腹も減ってるし、何日も風呂に入ってなかったから、今日は風呂に入らないとまずい」と思いながら、バスルームに向かった。
脱衣所の鏡を見ると、疲れ切って魂が抜けたような顔をしたオジサンが一人、こちらを羨ましそうに見ていた。その姿を見て、遥か昔の思春期、学生時代に良く聴いていた曲のフレーズを思い出した。
満員電車の中
くたびれた顔をして
夕刊フジを読みながら
老いぼれてくのはゴメンだ
生きられなかった時間や、
生きられなかった場面や、
生きられなかった場所、
口に出せなかった言葉もあった。
あの時ああ言えばもっと
今より幸せだったのか。
あの時ああすればもっと
今より幸せだったのか。
机の前に座り
計画を練るだけでなく、
一歩も動かさずに、
老いぼれてくのはゴメンだ。
あの曲を聴いていていた学生時代の気持ちを、昨日のことのように思い出しながら、1人鏡の前で号泣してしまった。
第二話
愛
ある日断末魔の様な夢を見て起きた
気付いたら目の前に目をキラキラ輝かせキューピー人形の様な可愛い男の子が俺の目の前でニコニコしながら話しかけてきた
ママ、
僕、兄弟いないでしょ
周りの子は皆んな兄弟いるから
僕本当は寂しいんだ
でもパパかママが側に居てくれれば寂しくないよ、だからいつまでも僕の側に居てね
と言って俺に向かって笑顔で話しかけている
それを目の前で聴いて夢の中でボロボロ涙が溢れ出し、その子に向かって、大丈夫、俺がいつまでも一緒にいてあげるから、大丈夫いつも側に居るから 寂しくなったらいつでも抱きしめてあげるから、絶対に離さないから大丈夫だよって、その子を抱きしめながら、泣きじゃくっていたら、急に目の前にハートマークが現れて、俺を包み込んだ、全身包み込まれたと思った瞬間に全て悟った様に思い出した、この世は愛だ
無条件の愛、何も見返りも求めない、何も考えず 愛だけを信じればよかったんだ、全ては愛だ
泣きながらそんな夢を見て愛だと強く感じたら目が覚めて寝ながら夢の中と同じ寝ながら泣いていた事に気づいた
とにかく不思議な夢だったけど、夢見ている最中、何か心地よい感覚を感じていた事も思い出した、夢の中で目を輝かせて微笑みながら訴えて来た子はママと行っていたし見た目小学上がる前の4〜5歳位かなと感じたし俺の幼少期の写ってるいる写真に似ていたし、俺の幼少期の頃の子だったのかなと思い、
色々調べたら幼少期の抑圧されたインナーチャイルドが夢の中に出て来て幼少期感じていた不安を脳が記憶していて、何かの拍子に現在大人になった俺の夢にふと出てきたんだと、何と無く納得してしまった、でも夢に出て来た愛はなぜ感じだんだろと延々と考えたが分からず、気にしない事にしたのだが、時折、愛と言う言葉に今までは無関心でいたのだが、時折愛に付いて深く考える様になってしまい、自分なりに模索した結果
愛とはその人にとって無条件で全てを受け入れる事、どんな事があってもどんな事態が起ころうとも 離れず 離さず 包み隠さず 全てを共有し 全てを暖かく見守れる事 表面上のその人ばかりを見るのでは無く、その人の奥深い心の最も深くに眠る本当のその人を知ることができる事 この世は全て愛でできている、なんとなく感覚的にこんな感じだと思う様なことを書き出したのだが、もっと言葉で判り易く説明してと言われても無理で自分も感覚的に愛ってこんな感じかなと感覚的に捉えているだけなので、これ以上こうしたら愛せるとか愛をくださいとか無理なんですよ、普通の一般人で、その一般人が夢で見た事を感覚的に捉え表現しただけなので、1人妄想と言われても反論できませんから
第三話
見え無い檻
毎日月曜日から金曜日まて会社で働き週末土曜日、日曜日休日の二日間仕事で疲れた身体を休ませて又月曜日から仕事が始まる、高校を卒業してそのまま企業に就職し、その企業で42年働けば定年退職になり、その後5年間65歳まで延長雇用制度で働き、65才の年金満額年齢で仕事を一切辞めて、年金で生活する様になれば人生のゴールなのだろうか?
それまでの人生で我慢して仕事に従事してきた時間、犠牲にしてきた時間
お金と交換してきた時間、その引き換えた時間は報われるのか、自分の好きな向いている天職とも言える職種や業種で働けるて打ち込めた人は感じないだろうが、大半の社会人は生きて行くための生活費の為に自分の時間を差し出しその時間で毎月給料、お金を貰い生活し、そんな生活のなかで幸せや自身の夢が達成され何の悩みもなく日々楽しく暮らせると言う人は極一部で
仕事をしながら、その制約された時間の中での楽しみや幸せや喜びを模索し制約の中での僅かな楽しみや金で物を買い、手に入れた事で幸せを感じて又違う物を金で買い手に入れて幸せを感じその繰り返しで本当の自分の夢や希望幸せ自由を無意識のうちに誤魔化し納得させていないだろうか、
生まれてから保育園幼稚園そして義務教育が始まり、段階的に高校、大学や専門学校を出て書類や軽く調べただけの企業に終身雇用の名の元で就職
長い雇用期間を経て定年退職、60〜65才で年金受給 そして夢の第二の人生と一般的に認知された人生設計図ですが
これが幸せの地図、人生設計 65才から体力的に20代の様な事はできません、体力どころか気力も身体と共に落ちます、若い時落ち着いたらと思った事はできなくなります、物資的な金を払えば手に入る、これは幸せで無く自分が叶わぬ夢を物を手に入れる事で無意識に誤魔化し
そんな自由な時間ができるのは体力気力共に落ちる65才過ぎてからです
貴方の情熱に胸焦がして夢見ていた事も思い出しても忘れていなくても長い月日を重ねた頭はもういいと日常の安全な枠から出たく無くなるのです。
毎日の日々平凡な生活が頭に染み付いてそれ以上の事は本能的に脳が嫌がって何かに付け言い訳を無意識のうちに出し諦めてしまい、昔の夢が今からでも遅くない、出来るとわかっていても
やらなくなるんです脳の機能が新しいチャレンジを未知なる行動をさけ普段の生活からはみ出る行為を遮断して少しでも生存率を無意識に上げる為に少しでも普段と違う事を行おとすると怪我をするから疲れるから楽しく思えないかもと理由てけた重いが次々に脳裏に浮かびます、だから後に置いて行かないで、
コメント
1件
あおいです🤍 第一話、胸が詰まりました。学生時代に「老いぼれてくのはゴメンだ」と歌っていた頃の自分が、鏡の中の疲れたオジサンに重なる描写…あの号泣するシーンで、読んでいるこちらも込み上げるものがありました。理想と現実の間で擦り減っていく感じ、すごくリアルでした。続きの「愛」と「見え無い檻」も、それぞれに響く言葉がたくさんあって、じっくり味わいながら読みました。jeryiさんの内側から出てきた言葉たちだなあと感じています🌷
結衣(サブ)
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