コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
適当に書いたので日本語下手です
目が覚めると 目の前には涙を流しながら眠る 御剣がいた。
掛け布団をギュッと握りしめ、眉をひそめている。
「…御剣、御剣 」
呼びかけながら彼の体を揺さぶる、しかし、起きる素振りは一切ない 。
「また、あの“悪夢”か」
あの事件は解決したから彼ももうその悪夢を見ることはないのだと思っていた、だが 彼の中に染み付いてしまったそれは、完全に消えることはないようだ。
仕方が無いので、先に起き上がって紅茶でも入れようかと思い、ベットから立ち上がろうとする。
「…いかないで、父さん……」
そう言いながら御剣に指を引っ張られた。
その声はまるでひとりぼっちの子供のようだった、いや、実際彼はひとりぼっちの子供 だったのだ。
「大丈夫、どこにもいかないよ、ちゃんとお前のそばにいるから」
もう一度布団に入り彼を抱きしめる、もう少し寝ても怒られないよな。