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災難ですね……でも変わらず今回もいい話でしたーっ!
サポメンの口調とか呼び方全然わかんないのでそれっぽくしてます。
何でも許せる方はどうぞ。
次に向かったのはサポートメンバーが練習しに来ているであろう事務所。
事務所の休憩室に夏彦とリョウが来客用のソファーに座り、トランプを始めていた。
「おっwki〜おかえり 昨日帰ってきたんだっけ?」
「ただいま〜何でトランプしてるのー?」
「暇だから〜」
それにここが落ち着くんだよね〜ーーーと続ける。
「そんで今日から休みじゃなかった?なんで事務所いるの?」
トランプを配りながら夏彦が不思議そうに問う。
そしてリョウは手札を仕分けながら確かに。という表情でwkiの方を見る。
「えっと…ちょっと聞きたいことがあって…」
そう言いながらここに来た理由を話し始めるwki。
「うーん…成程…ごめんだけどわかんないな…」
「俺も…昨日呑みに行ったけど耳元髪の毛で見えなかったから…」
この2人ではなかったか…と落胆しながらも、wkiは笑顔を振り向き、帰ろうとする。
「分かった…他のところ当たるね……あっ」
「どうしたの?」
「2人共呑みに行ったって言ってたよね?」
「そうだけど?」
「その時に何か無かった?誰かの名前とか話が出てくるとか…」
アルコールが入れば口が軽くなる。
あのイヤリングを昨日貰ったとかでは無い限り、呑みに行った時に身につけていた可能性が高い。もしそうなのであれば、それのことについて情報を話しているかもしれない。
wkiの問に対して2人は腕を組み、首を傾げる。
「う〜ん…出てきた名前で初めて出てきた名前は無いかな…でも良く出てきた名前は…」
「名前は!?」
思わず身が乗り出すと、夏彦の人差し指がビシッとwkiの方を指す。
「wkiだよ」
「……え???俺???」
あまりに驚き、素っ頓狂のような声が出る。
驚きを隠せないwkiにリョウはうんうんと頷く。
「今思い出したけど、wkiが帰ってくるって言って言ってたよ。他にもwkiが居なくて寂しいからって今までwkiが出ていたテレビ全部見返したり早く曲弾きたいとか何とか。」
「そうなんだ…」
リョウの話を聞き、wkiは自然と笑顔を作っている。
とにかくとにかく嬉しい。
自分のことを会話にしてくれたことも、寂しがってくれたこと、テレビを見返してくれたこと、早く一緒に曲を弾きたいと思ってくれたことも。
全部、些細なことだが、今のwkiにとっては嬉しい以外の何にでもない。
(こんなこと言ってくれてたの!?それに昨日疲れすぎて何も出来なかったぁぁぁ!!)
昨日の食後、イヤリングのことしか考えていなかったため、一緒に居たそうにしていたfjswを帰した。
帰る寸前に見せたfjswの少し寂しそうな顔を思い出し、wkiは自分の顔を両手で覆った。
(なんであんな顔させちゃったんだろうっ!しかもそれを放置してるなんて……!)
基本的に1人で行動することを好むが、寂しがり屋なことは知っているのに。
「う〜ん…wkiが身に覚えのないアクセサリーをつけるなんてことあるかなぁ…それにその感じじゃmtkでも無かったんでしょ?」
後悔に沈んでいるwkiの横で、のんびりと語ったのは夏彦だった。顎に手を当てて考えると、落ち込んだwkiの方に視線を送る。
「ここで悩んで居ないで、早く聞きに行った方が良いよ」
「でも…他の人の名前が出てきたら…俺どうすれば良いの……」
顔を両手で覆ったまま弱々しい声で話す。
「大丈夫だって。wki以上の人なんていないって。それにもし他の人が出てきたら………」
「出てきたら?」
夏彦はにこにこと笑い、
「パーティーでもしよう!!!」
「なんでそおなるのぉぉぉぉぉー!!」
続いて、慰めてよ!と叫ぶwkiに夏彦は不思議そうに首を傾げ、「だからパーティーでしょ?」と問う。
それは振られた自分で遊ぶことでしょ!と言うが。それは伝わっていないようだ。
「辛いことは遊んで忘れた方がいいでしょ?」
「そりゃそうだけど…」
(飲めないが)ヤケ酒に付き合って貰いながら自分の話をとことん聞いて欲しい。
「取り敢えず今日は帰るね…」
朝からomrと事務所に行って疲れた。
fjswの所を訪ねるにしても、朝食を食べずに来てしまった為、空腹だ。
夏彦はwkiの言葉に、うんうんと頷いた。
「それがいいよ。今のwki顔色悪いし」
「うん…じゃあね」
続いて夏彦が、
「砕けてもいいから頑張ってこい!」
「ちょっと!嫌なこと言わないで!!」
最後に叫ぶと、重い心と共に事務所を後にした。
データ吹っ飛んで1900文字書き直しになったのでどうかいいね沢山ください(T꒳T)