TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

学校に行った帰り、いつものように江ノ電に乗った。


勉強や文化祭の準備などで疲れた体を窓のそばのポケットのようなところに寄り掛かり休めた。


携帯を触っていたらなんだか一気に眠くなり、そのままとろりとまぶたが閉じ、眠りについたのだが、、







「、、っはっ!?」


気がついたら江ノ電の中にはいなかった。


と同時にあの女を思い出し、怒りで熱くなった。周りなど見えていなかった。脳が正常な判断をすることができず、私は携帯のことしか頭が回らなかったので、自分の今の状況は二の次だった。


素早く飛び起きたは良いものの、あれはもう江ノ電に引かれ、バキバキに折れているであろう。


私があのとき寝ていなければ、、あのとき携帯を持ってなかったら、、!!


いや、それは無理があるだろうと思いながらも後悔が募るばかりで心にぽっかり穴が空いたようだ。


そのとき、


”ガラガラ”


ドアが開いた。


一気に押し寄せる病院特有の独特な香り。


その時やっと気付いた。


今、どこにいるのかを。

冷徹ストライカーとの出会いは江ノ電

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚