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最後の学校…
朝…窓から入る暖かい日の光で
目が覚めるといつもとは見慣れない
天井だった
『んぅ…?』
「馨おきたか」
『ますみさんだぁおはようございます』
「顔を洗ってこい」
『はーい』
真澄は内心、馨を可愛いなと思っていた…
馨は部屋をでて顔を洗いに行くが
寝ぼけていてお屋敷内で迷ってしまった
眠気はとんだが今いる場所はわからない
『ここ何処だろう?』
「迷子ですか?」
後ろから昨日、広間にいた人がいた
『えっと…』
名前がわからないし
なんて呼べばいいんだろう?
と思っていたら
「猫咲波久礼といいます
どうぞお好きなように呼んでください」
『猫咲さんその…
顔を洗いに行きたくて』
「一緒に行きましょうか」
『はい』
それから顔を洗いおわり
猫咲さんにお礼を言って部屋へ戻った
「遅かったな馨」
『ちょっと迷ってて
猫咲さんに教えてもらったんです』
「そうかよかったな」
『うん!』
そしていろいろ準備し、学校へと向かった
『真澄さんここです』
「ここか…馨、もう一度聞くが
いいのか?」
『うん!』
学校のなかに入り
職員室に入ると馨の担任が
真澄に話しかけた
「馨君の保護者ですか?」
「あぁ…」
「なにかありましたか?」
真澄は担任の言葉で
少し眉をひそめた
「馨がイジメられていた知っていたか?」
「私のクラスでそのようなことは
“絶対”にありませんよ?」
「絶対にか…」
真澄は声のトーンが下がっていた
「馨…イジメられていたよな?」
『……』
「馨?どうした?」
馨は真澄の服の袖を掴んで
下を向いていた…
コメント
3件

一応聞きますがかおますですよね?
うわあ、今回もじんわりきました…。馨くんが迷子になったときの猫咲さんの優しい声かけ、すごく好きです。あと、真澄さんの「可愛いな」って心の中でのつぶやきにほっこりしたのに、最後の職員室、空気が一気に変わって息が止まりました。担任の「絶対にありませんよ」の強気な感じと、馨くんが袖を掴んで黙っちゃう姿、胸が痛いです。続きが気になります…!