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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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僕は見知らぬ場所で





唯 、流れる雲を眼で追いかけていた




























これは僕の世界から君が消えるまでのお話





















僕の世界から君が消えるまで





残り30日




















今日は彼女を観察していました 。



朝日に照らされる彼女は一段と美しい 。










僕の席は君の斜め後ろ




君の美しい純白の髪につい見惚れてしまう




故に先生に指名されるといつも答えない




分からないから 。




いつも赤点スレスレの僕と 成績上位の君




皆は知らない 、





正反対の君と2人だけの秘密がある









『 ※※ 裙! 』






「 白石さん体操着表裏反対 笑 」









顔を真っ赤に染める彼女は 白がよく似合う








色素が薄い彼女はいつか空気に溶けて




消えてしまうのではないか




なんて 、非現実的な事を考えている












『 今日も喫茶店に行こっか! 』





「 いいね行こう 」












カランコロンの音色と共に入店する







《 今日もデートかい 。仲良いねぇ 》







常連のおばあさんに声をかけられる







そう 。僕たちは付き合っているのだ







おばあさんに会釈で返す彼女





礼儀正しい所も大好きだ









テーブル席に着きメニューを眺める




彼女に視線を向けると白い睫毛が




太陽光を通し輝いている




どこか儚い空気を纏うから




僕とは別世界に住んでいるんだと思う









『 私パンケーキにするー! 』




「 僕は烏龍茶にするよ 」










注文を済ませ暫く沈黙が続く








『 海に行きたいなー 』







そうぼやいた彼女







「 最後は海に行こうか 」




『 いいの?!約束ね!  』





目を輝かせ細い小指を差し出す





小指を前に出し





優しくゆびきりげんまんをした




























《 そうですね1ヶ月くらいかと … 》













「 そうですか 」
























普 通 で は な い 僕 た ち は

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