俺は、ピクミンだ。
どんな敵に踏まれようと潰れない砕けない、投げたら威力は抜群。ゲキカラスプレー、というもので弱体化。それの特徴を持つのがこの俺、岩ピクミンだ。
今俺は、一心不乱に走っている。金ピカの生物のような物から逃げている。走って、走って、走る。ただただ走る。………………文を増しているように見えるって?俺は知らないな。そうして俺は、桜の景色が広がる…えーっとなんだっけ、再会のなんたらだっけ。に着いた。
ふと、空を見上げてみると、俺等ピクミンの住処であり宇宙船『オニヨン』が飛んでいた。5色マーブルに混ざっているオニヨンだ。そのオニヨンは飛行中、突如として強く光りだし、赤、灰、黄、桃、青の5色に分かれて、それぞれどこかへとんでいった。そのうち、灰と青はこのエリアのどこかに向かって行った。俺は、直感で走り出した。
走って向かった先は、水晶が生えている洞窟。音が反響している。ここに、俺の仲間たちが集まっていた。視線を少し奥に移せば、水晶に囚われている灰色の『岩オニヨン』が見えた。さらに左に視線を移せば、灰色の”ペレット”も水晶に囚われている。俺等ピクミンは自主的な行動はリーダーがいないと何故か出来ない。周波数がなんたらーだとか聞いたこと有るが、どうでもいい。取り敢えず一旦は座って暇をつぶしていようか…⋯と思ったその時だった。
仲間の悲鳴が聞こえ、その悲鳴が聞こえた方を見ると、宙に浮いた敵に、仲間が囚われていた。敵敵言っているが、正確には『原生生物』とかだったはず。その敵は⋯⋯なんとかタラシだっけ。俺はすぐ逃げようと思って走ったが、なんとかタラシにすぐ追いつかれ、そこで「食われるんだな」と、つい死を覚悟した。
コメント
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良いなぁ…これ 本格的に物語に成ってきた…フィンさんはあれだね短く区切ると良いのかも?