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【 セラ 】 〝 四季凪 〟
あぁ… もう私
死ぬのかな。
いつも死線を行ってくれるセラ夫に申し訳なく今日は私が表に出ることにした
数名を相手にするのはとても苦手だがなんとかなると思っていた
そう思って油断したのが運の尽きだったんだな
任務先では描かれていた人数よりも多く手練れも多かった
あっけなく足掻いては横腹に鉛玉を食らってしまっては
走って路地まできた。 かっこ悪く千鳥足おぼつかない意識とともに影で身を潜めて
きっと見つかるのは時間の無駄なんだろうな。 空を見つめてそう踵を返しては返答のない返事を待つ
今思えばなんのひねりもない人生だったと思う ただ後悔があるとすれば 私を待ってる人がいること
謝りたい。 そう思っても無駄 元スパイとあって 急所に食らってもまだ行きれる程度にはなっていた
セラ夫… たらい 奏斗… どう言おうが彼等の顔を見れず最期に見るのは意地汚くここから逃れて生きることに精一杯な自分
〝 かっこ悪いでしょう… これがホントです 〟
そう言って倒れ込もうとしたとき
とす っと後ろで音がしたとともに支えられたような気がした
【 何死のうとしてんの凪ちゃん 】
… 私が今一番会いたかった相手…
〝 カッ。 ふふっ 遅いですよセラ夫… 〟
【 終わらせてきたから帰るよ 】
あぁなんて馬鹿なのか…
〝 はァ‥ わかりました 〟
私のことを離そうとしてくれない
【 俺に頼んでよ次からは 】
〝 頼みますよ… 〟
かっこいいなぁ… カッコ悪い私と違くて笑
【 凪ちゃん… 生きててくれてありがと 】
〝 なっ!!? どして…… はっはい… 〟
今日は… たまにはこいつに 任せても良いのかもな
end
コメント
4件
この2人の絆ほど熱いもんはないと思ってる。