「じゃあ、今日はここまでにしましょうね」
ぱたんと歴史の本を閉じて、向かいに座っているニコ君に言う
「うっ…全然わからないよぅ…」
「ふふ、大丈夫ですよ最初は皆そうですし」
「そうなの、?」
眼鏡を外して、屈んでニコ君に両腕を出す
「ほら、今日はもう帰りましょう」
「うん!」
(はぁ、ホントに癒やしですぅぅ)
すぽっと、菊の手の中に着地して、そのまま立ち上がる。
部屋から出て長い廊下を歩く
「今日は会議があるんですけど…どうでしょう、見学してみますか?」
ニコ君を抱きかかえる。傍から見たら完全に人妻(((
「!行きたい!」
(まだまだ国として学ぶこともあるし、分からないことだらけだもん!)
「分かりました。では許可を取ってきますね笑」
にこっとニコ君に微笑む
そっと地面に降ろして、電話で連絡を取る
「許可取れましたよ、」
「本当に?やったぁ!」
「ふふ、では向かいましょうね笑」
またニコ君を抱き抱えて会議室に向かう
ガチャ
「すみません。遅れました」
ペコリと一礼するが。目線は日本ではなく小さな子供に向けられていた
「お前…」
「それ……」
全員が目を見開いていた
あのフェリシアーノでさえ
「ふぇ、こっこわいよぉぉぉ」
流石に大国達からジロジロ見られるのは慣れなかったみたいだった。
その様子を見た菊は、急いでニコくんと顔が合わせられるように抱き直す
「ニコ君、大丈夫ですよ皆さんああ見えて優しいんです」
ニコ君のほっぺをつんっと突き。戸惑っているニコ君を連れて自分の席に座る
「ほら、ニコ君、菊のお膝になさい」
ぽんぽんと、自分の膝を叩き
「ぐすっ、うん…」
ちょこんと菊の太ももに座れば、菊はニコ君を包むように手を膝につける
「ん”ん」
(めっちゃ癒しです最高ですっっ)
その異様な光景に癒やされる者も居れば良からぬ事を考える者も居ましたとさ。
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力尽きました。
無念
コメント
4件
ぐぅおうかわぁっはぁぁあ
てか最新話の祖国ガチ可愛い
話がよくわからないよ〜って人はジャンプラ468話を見てね!