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西条景哉
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*.꒰ঌ𝕐𝕦𝕚𝕜𝕒໒꒱.*
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─全員救うのは、どう頑張っても無理な話。だから、そこは割り切るしかない。
オレは、クロムたちを救えなかったと嘆くコバルトにそう言った。
今思えば、随分偉そうなことを言ったと思う。
オレだって、本当は割り切れた訳ではない。
あれからもうすぐ一年が経とうと言うのに、未だにあの日の夢を見る。
立ち込める黒煙、容赦なく吹き付ける熱風、炎の中に飛び込んで行くコバルト。
そして、ナイロンの作業着が溶け、黒いゴム手袋は爛れ、髪の毛先が焦げ、穏やかな顔で炎の中に立つクロムの姿。
夢の中で、オレは何度もあいつを炎の中に置き去りにしている。
あの時の判断は、本当に正しかったのだろうか。
クロムは、本当にあれで救われたのだろうか。
そんなこと、誰にも聞けない。
誰も答えを知るはずがない。
頭ではそう分かっていても、ずっと考え続けてしまう。
これは、そんなオレの懺悔録のようなものだ。
コメント
1件
うわ、第1話からめちゃくちゃ重い……。でもその重さがリアルすぎて刺さったわ。「全員救うのは無理」って頭では割り切ってるけど、夢にまで出てきて反芻しちゃう主人公の心情描写が生々しい。「あの時の判断は正しかったのか」って自問するところ、読んでるこっちも息が詰まる思いだった。炎の中で穏やかに立つクロムのビジュアルが強烈すぎる。これ、どう決着つくんだろう……続きめちゃくちゃ気になる🔥