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アリス「私は身体能力低いかな。」
モブ「そうじゃね？（話聞いてない）」
アリス「…ねぇ、聞いてる？」
モブ「聞いてる～（聞いてない）」
アリス「はぁ…じゃあね。」
ｶﾞﾁｬｯ…
アリス「なんで運動が苦手に…
昔は体力あったのに…」
『あの体力が…いや…』
昔、私は運動のしすぎで体を壊した。
それで運動が苦手になってしまったの…
私は運動をやっただけなのに。
体がとても痛いの。
数年もしたら体の痛みは治ったけど
後遺症として体力が減ってしまったの。
リレーでは足手まとい…
シャトルランは15回が限界になってしまった…
体育を受ける事は不可能に近かった。
でもね…こんな私に希望があったの。
不思議な国に迷いこんだ時に王様が私の
本来の身体能力を取り戻してくれた。
私は嬉しかった。私は微笑んで
「ありがとう」と言った。でも、もう
一つ嬉しかったことがあった。コハクは
こう言ったの…「居場所無いなら私の所
来なよ。」って私は「うん…」と
肯定した。皆はとても優しくて、
不思議な国のあの人達もとても優しい。
私は誰かにまた笑顔を見せられた。
アリス「優しい人がいるならどんな
自分でも良いんだよ」
