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ゆあん「なおきりさんってさ」


急に隣にいたゆあんくんが声をかけてきた。


なおきり「ん、どうしたんですか?」


と、冷静を装い問う。

彼の目が少し真剣だったため

最近何かやったか必死に頭をフル回転させ思い返す。


ゆあん「元カノとかいた?」

なおきり「え”ッ!?」


思ってもいない言葉を聞き驚く。


なおきり「いないですよ!!」


と、すぐに答える。


ゆあん「…~、」


ゆあんくんは何か不満そうだ。

何があったんだろう。


なおきり「あの…どうかしました?」

ゆあん「~”~”…」


ゆあんくんは無言で眉間にシワをよす。

改めて最近何かしたかと思い返す。


ゆあん「あのさ、」


少しの沈黙後ゆあんくんが口を開く。

バッ

それと同時にゆあんくんはあるものを取り出した。


なおきり「…あ、」


これは僕の高校の頃の卒業アルバムだ。

懐かしいなぁと思いつつ

これと一体何が関係あるんだろうと思う。


ゆあん「…ここ、」


スラスラと卒業アルバムのページをめくり1つのページに指を指す。


ゆあん「これ…おかしいでしょ、」


ゆあんくんの指したページには僕と女性の人が恋人繋ぎで歩いている写真が映っていた。


なおきり「…あ、」


僕にはそれに心当たりがあった。

そもそも相手は「女性」ではなく男性だ。

髪が長くて間違ってしまったのだろう。

ちなみにこの写っている人とは友達でノリで恋人繋ぎをして歩いていた。


ゆあん「さっき元カノはいないって言ってたよね、」

ゆあん「嘘つく必要ってある…?、それとも…まだ繋がってる、?浮気…?」

なおきり「ちがッ」

ゆあん「なおきりさんは俺の反応みて楽しんでたの!?!?」


僕が誤解をとく暇もなくゆあんくんは悲鳴をあげるように叫ぶ。


ゆあん「…俺は好きだったのに、ポロポロ」


ゆあんくんの目から涙がこぼれ落ちる。


なおきり「あッあの…」

ゆあん「ぅッ…うぅ、ポロポロ」


ギュッ


ゆあん「えッ!?/」

なおきり「…この人女性じゃなくて男性です。それに恋人繋ぎはネタでやってただけです…。」

ゆあん「え…、」


ゆあんくんは大きく目を見開きフリーズする。



ゆあん「…ポロポロ」


またゆあんくんの目から涙がたくさん溢れる。


なおきり「あ”ぇ”ッ!?!?」


何かおかしい事を言ったのだろうか。

そう思いながらもう一度ゆあんくんを優しく抱きしめる。


なおきり「ゆッ…ゆあんくん、?💦」

ゆあん「う”ッ…うぅ”…ポロポロ」




ゆあん「よ”か”っ”た”ぁ”ぁ”…!!!!ポロポロ」

なおきり「えッ…?」


ゆあん「なおきりさんッ浮気してると思って…ッグスッ今は付き合ってなかったとしてもグスッなおきりさんに元カノがいたのがモヤモヤしてッポロポロ」


ゆあんくんが丁寧に話す。

そういう事だったのか。

ゆあんくんにこんな悩み事をさせるなんて…。

僕はまたゆあんくんを強く抱きしめた。





アルバムに映る僕と男性。


赤色の瞳

ぱっちりしている目

ふんわりした髪の毛やくせ毛

そして


赤色のメッシュ


不思議な感じの物語にしようとしたらなんかおかしくなった( ᐖ )

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