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ヒョン。




ヒョン、、、






あなたに言いたいことがあります。


伝えたいことがあります。



でも、、、。



言えないんです。


伝えれないんです。




あなたとの今の関係が終わってしまいそうで。


怖いんです。





それにあなたは、、、。
















僕ジミンとホソギヒョンはルームメイト。

ホソギヒョンはね

ダンスがずば抜けて上手で

カッコよくて

よく笑って

優しくて

メンバーの変化もすぐに気付いて

相手への気遣いができる

とても素敵な人。

それと同時に、ホソギヒョンみたいになりたいと

僕の憧れの人なんだ!



朝の午前9時。

昨日は新曲のダンスを本格的に練習して

体は疲れてるはずなのに

本当はもっと寝てたかったんだけど

朝8時には起きちゃったんだよね。

皆んなもそんな時ない?

体は疲れてるのに寝れないってやつ!

あるよね⁉︎笑でももっと早く起きてた人がいてね

それがホソギヒョン!

僕が起きた時にはもう部屋にはいなかったんだ。

きっとリビングにいるんだと思って

ササッとシャワーを浴びてから

急いでホソギヒョン(リビング)の元へ。




やっぱりいた!

JM🐥「ヒョン!おはようございます。」

「早いですね!何してるんですか?」


JH🐿「あぁ。ジミナおはよう!」

「新曲の!ダンスの確認をしてたんだよ。」

ホソクはリビングに誰よりも早くきて

昨日自分の携帯で撮った

自分とメンバーのダンスの確認をしていた。


JM🐥「全然寝れてないんじゃないですか?

ちゃんと寝ないと身体に悪いですよ!」


JH🐿「ジミナの方こそ。全然寝れてないじゃない。

ちゃんと寝ないとダメだよ!」


JM🐥「お互い様ですね笑」


JH🐿「そうだね笑」


そしてホソクはまた、ダンスの確認を始める。

その真剣な表情の横顔に

『カッコいいなぁ』とジミンは再確認する。



ん?

他のメンバー?

まだ寝てるんじゃないかなぁ笑

昨日は新曲のダンスを本格的に踊ったから

みんな疲れちゃってるのかも。



それにしてもホソギヒョンはずっと携帯と睨めっこ。

たまに「あ!そっかぁ!」

「ここのタイミングかぁ。」と

声を発したり、納得したり。本当に熱心だなぁと。

この人がダンスリーダーで本当に良かったと思う。

他のメンバーのダンスの振り付けを覚えてて

完璧に踊れるまでつき合ってくれるし!

前向きになれる言葉もくれる!

ほら!今だって!他のメンバーの振り付けの修正部分がないかチェックしてくれてる。

尊敬するし、本当にカッコいい人。



そして無意識に僕は

ホソギヒョンに声をかけた。

JM🐥「ヒョン!ヒョンは僕の憧れの人です!」


ジミンが唐突に言うもんだから

ホソクは目をまん丸くしながら驚いていた。

ホソクはそんな事を言われてビックリしたが

真っ直ぐと自分の目を見ながら

真剣な様子で言ってくれたのが素直に嬉しいと思った。

JH🐿「あっ、ありがとう笑。ジミナ。」

そう言いながら笑顔でジミンの頭を撫でる。




《《《キュン///》》》




アレ?

なにこれ。

いま、キュンってした?

ちょっ、、、え?

僕いま、、、キュンってしたよね?



トクンッ


トクンッ


トクンッ



自分に起きたキュンの現象に

ビックリしてパニックになって

だんだんと胸の鼓動が早くなってきているのを感じた。今までも何度も笑顔で頭を撫でられた事あったのに。

どうしちゃったんだろう。



『しかもなんだか、顔が火照ってきてるような///

絶対に僕の顔、、、、、赤くなってる///

どうしよう。ヒョンの顔見れない!!』


ジミンは

自分に今起こっていることに対する戸惑いと

絶対に顔が赤くなってる!!とゆう事に

顔を上げれないでいた。



JH🐿「ジミナ?どうした?」

ずっと下を向いているジミンを心配そうに覗き込む。


『やばい!どうしよう!』

『は、早く顔を上げないと!

ヒョンに変に思われる!』



そう心の中で叫んだ瞬間リビングに誰か入ってきた。



SG🐱「2人とも早いなぁ。もう起きてたのか!」

リビングに入ってきたのはユンギだった。

ユンギはまだ眠たい目を擦りながらコーヒーを淹れる。


JH🐿「シュガも早いですね。」


SG🐱「ヒョンの寝言がうるさいんだよ!ヤァァ!とか叫んだり、急に笑い出したりされたらまだ 寝てたいのに寝れないだろ。」


JH🐿「アハハハハ!確かに笑」


ユンギとJINはルームメイトで、そのJINのせいで起こされたとため息混じりでホソクに伝え

淹れたばかりのコーヒーを持ってホソクとジミンの元へ行こうとした時、ユンギはジミンの変化に気付いた。


SG🐱「ん?ジミンどうしたんだ?何か顔が赤くないか?」

ジミンは下を向いていて髪の毛で顔が隠れていたが、顔の赤みが確認できるほどだった。


さっきから静かだった事と顔が赤いのを心配して、熱があるんじゃないかと確認するのに、ユンギはジミンのおでこに手を当てようとした。


その時。ペチンっ!!


ジミンはユンギの手を追い払った。

咄嗟に出てしまった自分の行動にハッとして

「ごめんなさい」と謝る。



SG🐱「いや。大丈夫だ。それよりも、、、」

手を追い払られてビックリしたが、

ジミンの事が心配だった。


JH🐿「ジミナ?体調悪いんじゃない?

熱でもあるんじゃ。」


JM🐥「だ、大丈夫です!」

「ちょっと、部屋に戻ってますねっ!」


ホソクから更に心配され、2人の顔を見れず

部屋に戻ると言葉を吐き捨てながら

ジミンはリビングを出て行った。


そそくさと出て行くジミンの背中を

不思議そうに見送る2人がリビングに取り残された。





ジミンは部屋に戻りベットに潜り込む。


『どうしちゃったの?僕。』

『ホソギヒョンにキュンって///』

『絶対変に思われた。』

『ユンギヒョンにもあんなこと。』

「ア”ぁぁぁぁぁ!!!」


頭の中ではさっきの事を思い出して

布団の中で叫んだ。



JM🐥「本当に、、、どうしちゃったの、、、ぼく、、、」




朝早かったのもあり、だんだんと眠気が襲ってきた。


そして、さっきまで胸の鼓動が早かったのが

眠気と共に落ち着いてくるのを感じた。


2話につづく…

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