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ヒョン。
ヒョン、、、
あなたに言いたいことがあります。
伝えたいことがあります。
でも、、、。
言えないんです。
伝えれないんです。
あなたとの今の関係が終わってしまいそうで。
怖いんです。
それにあなたは、、、。
*
*
*
僕ジミンとホソギヒョンはルームメイト。
ホソギヒョンはね
ダンスがずば抜けて上手で
カッコよくて
よく笑って
優しくて
メンバーの変化もすぐに気付いて
相手への気遣いができる
とても素敵な人。
それと同時に、ホソギヒョンみたいになりたいと
僕の憧れの人なんだ!
朝の午前9時。
昨日は新曲のダンスを本格的に練習して
体は疲れてるはずなのに
本当はもっと寝てたかったんだけど
朝8時には起きちゃったんだよね。
皆んなもそんな時ない?
体は疲れてるのに寝れないってやつ!
あるよね⁉︎笑でももっと早く起きてた人がいてね
それがホソギヒョン!
僕が起きた時にはもう部屋にはいなかったんだ。
きっとリビングにいるんだと思って
ササッとシャワーを浴びてから
急いでホソギヒョン(リビング)の元へ。
やっぱりいた!
JM🐥「ヒョン!おはようございます。」
「早いですね!何してるんですか?」
JH🐿「あぁ。ジミナおはよう!」
「新曲の!ダンスの確認をしてたんだよ。」
ホソクはリビングに誰よりも早くきて
昨日自分の携帯で撮った
自分とメンバーのダンスの確認をしていた。
JM🐥「全然寝れてないんじゃないですか?
ちゃんと寝ないと身体に悪いですよ!」
JH🐿「ジミナの方こそ。全然寝れてないじゃない。
ちゃんと寝ないとダメだよ!」
JM🐥「お互い様ですね笑」
JH🐿「そうだね笑」
そしてホソクはまた、ダンスの確認を始める。
その真剣な表情の横顔に
『カッコいいなぁ』とジミンは再確認する。
ん?
他のメンバー?
まだ寝てるんじゃないかなぁ笑
昨日は新曲のダンスを本格的に踊ったから
みんな疲れちゃってるのかも。
それにしてもホソギヒョンはずっと携帯と睨めっこ。
たまに「あ!そっかぁ!」
「ここのタイミングかぁ。」と
声を発したり、納得したり。本当に熱心だなぁと。
この人がダンスリーダーで本当に良かったと思う。
他のメンバーのダンスの振り付けを覚えてて
完璧に踊れるまでつき合ってくれるし!
前向きになれる言葉もくれる!
ほら!今だって!他のメンバーの振り付けの修正部分がないかチェックしてくれてる。
尊敬するし、本当にカッコいい人。
そして無意識に僕は
ホソギヒョンに声をかけた。
JM🐥「ヒョン!ヒョンは僕の憧れの人です!」
ジミンが唐突に言うもんだから
ホソクは目をまん丸くしながら驚いていた。
ホソクはそんな事を言われてビックリしたが
真っ直ぐと自分の目を見ながら
真剣な様子で言ってくれたのが素直に嬉しいと思った。
JH🐿「あっ、ありがとう笑。ジミナ。」
そう言いながら笑顔でジミンの頭を撫でる。
《《《キュン///》》》
アレ?
なにこれ。
いま、キュンってした?
ちょっ、、、え?
僕いま、、、キュンってしたよね?
トクンッ
トクンッ
トクンッ
自分に起きたキュンの現象に
ビックリしてパニックになって
だんだんと胸の鼓動が早くなってきているのを感じた。今までも何度も笑顔で頭を撫でられた事あったのに。
どうしちゃったんだろう。
『しかもなんだか、顔が火照ってきてるような///
絶対に僕の顔、、、、、赤くなってる///
どうしよう。ヒョンの顔見れない!!』
ジミンは
自分に今起こっていることに対する戸惑いと
絶対に顔が赤くなってる!!とゆう事に
顔を上げれないでいた。
JH🐿「ジミナ?どうした?」
ずっと下を向いているジミンを心配そうに覗き込む。
『やばい!どうしよう!』
『は、早く顔を上げないと!
ヒョンに変に思われる!』
そう心の中で叫んだ瞬間リビングに誰か入ってきた。
SG🐱「2人とも早いなぁ。もう起きてたのか!」
リビングに入ってきたのはユンギだった。
ユンギはまだ眠たい目を擦りながらコーヒーを淹れる。
JH🐿「シュガも早いですね。」
SG🐱「ヒョンの寝言がうるさいんだよ!ヤァァ!とか叫んだり、急に笑い出したりされたらまだ 寝てたいのに寝れないだろ。」
JH🐿「アハハハハ!確かに笑」
ユンギとJINはルームメイトで、そのJINのせいで起こされたとため息混じりでホソクに伝え
淹れたばかりのコーヒーを持ってホソクとジミンの元へ行こうとした時、ユンギはジミンの変化に気付いた。
SG🐱「ん?ジミンどうしたんだ?何か顔が赤くないか?」
ジミンは下を向いていて髪の毛で顔が隠れていたが、顔の赤みが確認できるほどだった。
さっきから静かだった事と顔が赤いのを心配して、熱があるんじゃないかと確認するのに、ユンギはジミンのおでこに手を当てようとした。
その時。ペチンっ!!
ジミンはユンギの手を追い払った。
咄嗟に出てしまった自分の行動にハッとして
「ごめんなさい」と謝る。
SG🐱「いや。大丈夫だ。それよりも、、、」
手を追い払られてビックリしたが、
ジミンの事が心配だった。
JH🐿「ジミナ?体調悪いんじゃない?
熱でもあるんじゃ。」
JM🐥「だ、大丈夫です!」
「ちょっと、部屋に戻ってますねっ!」
ホソクから更に心配され、2人の顔を見れず
部屋に戻ると言葉を吐き捨てながら
ジミンはリビングを出て行った。
そそくさと出て行くジミンの背中を
不思議そうに見送る2人がリビングに取り残された。
ジミンは部屋に戻りベットに潜り込む。
『どうしちゃったの?僕。』
『ホソギヒョンにキュンって///』
『絶対変に思われた。』
『ユンギヒョンにもあんなこと。』
「ア”ぁぁぁぁぁ!!!」
頭の中ではさっきの事を思い出して
布団の中で叫んだ。
JM🐥「本当に、、、どうしちゃったの、、、ぼく、、、」
朝早かったのもあり、だんだんと眠気が襲ってきた。
そして、さっきまで胸の鼓動が早かったのが
眠気と共に落ち着いてくるのを感じた。
2話につづく…