テラーノベル
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リクエストありがとうございます!
こちらリーマンパロになります。
どうぞ
ふわりと風を感じて目を開ける。手にはコントローラーが握られている。
どうやら寝落ちしてしまったらしい。
時刻は18時に差し掛かろうとしていた。
折角の休日を寝て過ごしてしまったと思うと、少しもったいない気がする。
まあゲームしとってもそんな充実した休日とは言えんか。
大きく伸びをして、開いていた窓を閉める。
この季節は、昼間はちょうど良いが夜は冷える。明日も仕事があるし、風邪を引くわけにはいかない。
とりあえず風呂入って洗濯物取り込んで…と考えていると、不意に聞き慣れた通知音が聞こえてきた。
スマホを見ると、グルさんからLINEが入っていた。
gr『やっと仕事終わったゾ』
グルさんの方は仕事が忙しいらしく、休日も働きに出ている。
動画に出れてないのも、これが原因だ。
おつかれさん、とだけ打ってスマホをその辺に放り投げ、ため息を吐く。
俺とグルさんは恋人同士だ。
同棲しているわけではないから、最近シてない。なんなら会えてもない。
仕事が忙しいことは知っているし、しょうがないことだとは理解している。
少しだけ…寂しいのだ。
ちょっとくらい会いに来てくれてもいいじゃないか。
いっそ家の前で待ってやろうか。
思っていたよりストレスが溜まっていたらしく、子供のようなことしか頭に浮かばない。
いや、グルさんは仕事続きで疲れとんねんぞ、と頭を振ってアホみたいな考えを振り払う。
だけど、会いたいという気持ちがどうしても出てきてしまう。
…これから家に来てくれたりして。
そんなことを思ってスマホを確認するが、既読すらついてない。
tn「アホか」
自分の女々しさにうんざりする。どこぞの乙女ゲームの主人公ちゃうねんぞ。
そんなことを思っても、ムカつくことに、グルさんの顔が脳裏に浮かんでくる。
本当に、綺麗な顔立ちをしている。いっそ殴ってやりたいくらいに。
髪はサラサラで、瞳は透き通った水のような色で…顔だけ見ればまるで女みたいだ。
でも行為の時は男らしくて、少し汗をかいて、挑発的な目で_______________
tn「えぇ…うそやん……」
見ると自分の息子がテントを張っている。
あの目が好きなのは事実だが、息子まで反応すると思わないじゃないか。
ましてや想像なんかで。
俺はいつからこんなカラダになってしまったのか…
しゃーない、と潔く寝室へ向かう。
ここでスマホの通知に気づいていれば、こんなことにはならなかったのに。
下の服を脱ぎ捨て、ローションを垂らした指を自身のアナに挿れる。
どっかの誰かさんのせいで、後ろでないとイけなくなってしまったのだ。どっかの誰かさんのせいで。
ぐちゅ、と厭らしい音が部屋に響く。
軽くイイトコロを擦りながら、指の数を増やしていく。
tn「ん……♡」
緩い快楽に夢中になるが、すぐにそれに飽きてしまう。
こんなものじゃ足りない。
もっと弱いところをガンガン突かれて、声を抑えようとしても抑えられないぐらいイッて…♡
tn「ぐるさ…ぁ……♡」
いつもグルさんがするみたいに、不規則に指を動かしてみると、さっきより気持ちよくなる。
tn「んぅッ♡ぁ、ふぅ…♡ぐるさん…ッ♡」
でもグルさんはもっと、ぐりっ、と前立腺を押し込んでいた気がする。
頑張って自分で気持ちよくなろうと指を動かすが、上手く出来ない。こんなことなら玩具でも買っておけばよかった。
tn「ッ♡い、けへん…ッ♡ぐ、るさ…ぁ♡」
イきたいのにイけない。グルさんのが欲しい。
辛すぎて涙さえ出てくる。
イきたいのに…ッ♡
gr「俺が何だって?」
突然聞こえてきたバリトンボイスに、バッと身体を起こし、布団で下半身を隠す。
tn「は、ぇッ?ぐ、るさ…?!」
なんでこんなところに?
鍵は?
いや、シャオロンとかゾムとかいう奴が突然尋ねてくるから、いつも開けてあるじゃないか。
違うそうじゃない。
見られた。
グルさんの名前を呼びながらひとりでナカを弄っているところを。
gr「随分かわいいことをしてくれるじゃないか」
tn「…ッ、れんらく、しろや………」
gr「したゾ?未読だったがな」
このカス野郎、と思いながら睨んでやると、グルさんは涼しい笑みを浮かべた。
gr「で、何か言うことはないのか?」
tn「はぁ…?」
gr「いや、何もないなら今忙しいみたいだから、帰っちゃうゾ?」
(………そういうことか…)
死んでもコイツにだけは言いたくない。
だけど言わなきゃイけない。
tn「死ねやまじで…!!」
gr「そうか」
グルさんはひらひらとわざとらしく手を振って、俺に背を向ける。
ぐっと唇を噛んで、一瞬の迷いの後、小さく声を上げる。
tn「………や」
gr「ん?」
tn「…挿れてや」
するとグルさんはニタニタと笑いながら、
gr「何を?どこに?」
と言ってくる。
tn「おまえ…!」
gr「もっと可愛く言ってくれたら考えるゾ?w」
tn「ッ………」
tn「…ッ、ぐる、さんの………おっきいの、おれの…ッナカ、に…いれてください…ッ////」
羞恥で顔が赤くなっているのが分かる。
いっそ死にたい。
泣きそうだ。
そんな俺とは対象的に、グルさんは満足気に頷いた。
tn「ぉ゛〜〜〜〜ッッ♡♡♡」
gr「どうした?これが欲しかったんだろう?」
tn「も、おく、いっぱぁ゛ッ〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡」
gr「まだイケるまだイケる」
tn「むり゛ッッッッぁ゛へぇッ♡♡」
すっっげぇアヘ顔、とは思うが口には出さない。
言ったら顔を隠してしまうからだ。
にしても可愛いことをしてくれるものだ。
最近会えてなかったから、と思って「今から家行くわ」とラインをして来てみたら…
gr「は〜〜かわいいなァ♡」
tn「ぉ゛ぎゅッッ♡♡♡」
トン氏がガクガクと腰を震わせて達する。
中途半端に自分で刺激を与えていたからか、いつもより感度がいい。
gr「トン氏?」
tn「ぁ゛ひッ♡ん゛…ッなにぃ゛……ッッ♡♡」
gr「その…」
tn「…ん………ッ?」
このタイミングで言うべきではないと分かってはいるが…
gr「同棲しないか」
tn「…ぇ、?」
やばい、本当に言ってしまった。
どうするんだ、トン氏が反応に困っているゾ。
tn「…なんて?」
gr「同棲、しないか…って」
tn「いま言う?それ」
共感しかない。
だが、行為が終わってから言おうと思っていると、トン氏がトんでしまうのだ。
主に俺のせいだが…
gr「…だめか ?」
tn「………いや?」
トン氏はへにゃりと微笑むと、
tn「ええよ」
と答えた。
gr「じゃあ今日からな」
tn「は?!むりやって、荷物もまd「休みの日に運べばいい」
tn「そんな急に言われても、ベッドも何もな「トン氏のを借りる」
ぽかんとした顔でトン氏が見てくる。
tn「…アホなん………?なんで今日…?」
gr「ん?いやぁ、今日からなら___________」
ニッコリと笑みを浮かべる。
gr「このまま朝までシても問題ないだろう?」
tn「ぇ、は?まっ、ぁ゛〜〜〜〜〜〜ッッッ!?!!!?!!?!♡♡♡」
翌朝こっぴどく叱られた。
スクロールお疲れ様でした!
神リクあざぁ…
主の好みで後ろじゃないとイケなくしてやりましたわ。ごめんなとんち
ひとり寂しくするのええよね。大好物です。
《重大(?)告知》
学生さんの多くは夏休みに入った頃かなと思います。
と、いうわけで夏休み企画として、豪華4本仕立てになります!!
っていうのは建前で、しばらくin率減りそうなので先に上げときますねっていう報告です。
この回を含めて、4日間連続で投稿いたします故、お楽しみに。
1日目…リクエスト gr×tn ひとりで…♡
2日目…リクエスト shp×zm 放置プレイ
3日目…リクエスト gr×tn ストーカー・監禁
4日目…rbr×sho えっちな配信してるのバレちゃった…♡
コメント
12件
最高の告知をありがとう。尊すぎてタヒんだッッッッッッッッッ
密かに見てました...!✨ 今回も最高すぎました߹𖥦߹💞 4日連続...!?とっても嬉しいです楽しみにしてます😭😭😭😇😇
最高!大好き!尊い!