「で、どうだったんですか?」
「日向…。」
「なんで皆さん元気ないんですか?」
「…まさか知っちゃいました?」
「は?」
「俺が……」
まぁいいか…((ボソッ…
「…皆さん。今日のことは忘れてください」
「は?何言ってんだよ」
「もういいんです…」
スゥゥ。
「…じゃあまたいつか会いましょう!」
「会えるか分からないけどね!」(*´꒳`*)
「おい日向!!待てッ!」
この日、日向は今まで見た笑顔が嘘だと思うほどの
明るい笑顔を見せた。
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この日から日向が部活に、いいや学校に来ることは無くなった。
先生たちも必死に探したようだがどこにも居なかった。
警察に頼んでみたところ、驚くことが判明した。
なんと、「日向翔陽」この名前の人はこの町に居ないというのだ。
このことはもう彼には会うことが出来ないことを意味していた。
そこから数年が経った。
「日向!」
「おはよー」
「相変わらず朝は弱いなw」
「みんなが強すぎるんだよ」
「言い訳すんなww」
下校中
「あのな俺、今日な変な夢を見たんだ」
「夢?」
「そう、夢」
「知らない人達がずっと呼びかけてくるんだ。」
「えぇ…怖」
「だろ…」
ドドド
「やっと見つけた…!」
「お前ほんとにどこにいたんだよ…」
「盛り上がってるとこ申し訳ないんですけど」
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