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ユナ @お嬢様化
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コメント
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わあああ第3話読み終えたよ〜!!😭💕 黒須さん、最初はめっちゃ敵対ムードだったのに太陽くんが夜桜の力で圧倒しちゃうシーン、マジ痺れた!!✨生身で警棒止めてさらに衝撃波で吹っ飛ばすとか強すぎるでしょ!!「空蝉」の回避もエモい…完全に信頼勝ち取った感じが熱いよ🔥 最後の製薬会社のロゴで一気に物語が動き出す感じ、続きが気になりすぎる!!この4人のチーム、最強じゃない??次の話も楽しみにしてるよ〜⋆♡
公安の隠れ家から場所を移し、都内某所にある地下の私設訓練場。
コンクリート剥き出しの広い空間に、一人の男が壁に背を預けて立っていた。黒須駿。自衛隊の影の諜報部隊『別班』において、乃木の相棒を務める天才的な工作員であり、超一流の狙撃手だ。
「……おいおい、乃木先輩。いくら何でも冗談が過ぎる。バルカの件が終わって、次は何だと思えば『異世界から転生してきた高校生スパイ』だって?」黒須は不機嫌そうに、持ち込んだ特殊警棒を弄びながら、乃木の横に立つ朝野太陽を睨みつけた。「黒須、彼の力は本物だ。私も野崎さんもこの目で見た」乃木が静かに宥めるが、黒須は鼻で笑う。「あの公安のキツネ(野崎)が騙されても、俺の目は騙せねえよ。おい、ガキ」黒須が太陽に向かって、鋭い一歩を踏み出す。
「お前が『タンポポ』の残党か何だか知らねえが、日本を脅かす得体の知れない爆弾なら、俺がここで解体してやる」
太陽は一歩も引かず、黒須の目を真っ直ぐに見返した。
「俺は、敵じゃない。でも、信じてもらえないなら……体で証明するしかないみたいですね」
太陽はボロボロの制服のジャケットを脱ぎ捨て、構えを取った。その佇まいから隙が消えた瞬間、黒須の目の色が変わる。
(チッ、雰囲気が変わりやがった……!)
「――行くぞ!」
黒須が地を蹴った。
そのスピードは、一般の特殊部隊員を遥かに凌駕する『別班』の暗殺歩法。一瞬で太陽の死角に回り込み、特殊警棒を太陽の首筋に向けて容赦なく振り抜く。
ガキィィィン!!
重い金属音が響いた。
黒須は目を見開く。特殊警棒を受け止めたのは、太陽の「むき出しの腕」だった。
太陽は皮膚を硬化させる夜桜の高度な身体操作技術を使い、生身で金属の打撃を無効化していた。
「嘘だろ……!?」
黒須が驚愕する間も与えず、太陽の反撃が始まる。
短く鋭い掌打。黒須は本能的な危機察知能力で身を引いたが、太陽の拳が放った「衝撃波(風圧)」だけで、黒須の衣服が激しく揺れ、数メートル後方へ弾き飛ばされた。
「くっそ、化け物め……!」
黒須は空中で体勢を立て直すと、即座に懐から暗殺用のサプレッサー付き拳銃を抜き放ち、太陽の肩と足を狙って寸分の狂いもなく3連射した。
「太陽くん!」
見守っていた乃木が思わず声を上げる。
だが、太陽の集中力は極限に達していた。
(凶一郎兄さんの『雨のような針』に比べれば、弾道が完全に見える……!)
「夜桜式回避術――『空蝉(うつせみ)』!」
太陽はまるで残像を残すような超高速の身のこなしで、3発の銃弾をすべて紙一重でかわしきった。そして次の瞬間には、黒須の懐に潜り込んでいた。
「チェックメイトです、黒須さん」
太陽の指先が、黒須の喉元に優しく添えられていた。いつでも喉笛を潰せる、完璧な制圧だった。
「……ハッ、参ったよ。降参だ」
黒須は両手を挙げ、苦笑いを浮かべた。その顔には、先ほどまでの警戒心ではなく、本物の戦士に対する敬意が浮かんでいた。「乃木先輩、こいつは本物の『化け物』だわ。別班にスカウトしたいくらいだ」
乃木の脳内で、『F』が盛大に爆笑する。
(ギャハハハ! ざまあみろ黒須! あの憂助ですらビビったガキだぞ。おい憂助、この夜桜ってスパイ一家、マジで面白そうじゃねえか。ますます気に入ったぜ!)
「認めてくれてよかったです、黒須さん」
太陽が笑顔で手を差し伸べ、黒須とその手を固く握り合った。これで完全に、仲間としての絆が生まれた。
その時、訓練場の重い扉が開き、長いコートを翻した野崎が足早に入ってきた。その後ろには、スマホを握りしめたドラムもいる。
「おい、お前らの身内揉めはそこまでだ。タンポポの尻尾を掴んだぞ」
野崎が提示したスマホの画面には、ある「大手製薬会社」のロゴマークが映し出されていた。
「都内の不審死遺体から検出された未知の植物細胞。それと全く同じ成分の原材料が、この製薬会社の極秘ラボへ大量に運び込まれている。……奴らの日本における拠点はここだ」
乃木、黒須、そして太陽の目が一斉に鋭くなる。
「いよいよ、本拠地突入ですね」と太陽。
「ああ。太陽くん、君の『夜桜の力』、実戦で存分に見せてもらうぞ」
乃木は戦闘服のジッパーを引き上げ、銃のボルトを引いた。
別班、公安、そして夜桜の超人。4人の精鋭が、ついにタンポポの心臓部へと牙を剥く。