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それから私はしばらく伏黒家でお世話になった。たまに悟にいが連れ出してお出かけしたりもした。つみきちゃんも恵も私の話をきちんと落ち着いて話せるようにゆっくり聞いてくれた。
「るじゅちゃん!今日はねー、ハンバーグだよー!」
「…・:*+.(( °ω° ))/.:+」
「ふふっ、ちょっとまっててねー!」
私は声に出せない分、顔に出やすいらしい。だから長い間一緒にいさせてもらってるふたりと、悟にいはわかるみたい。
ハンバーグができた、いい匂いがすると恵もやってきた。
「「「いただきます」」」
3人で挨拶をして食べる
「……- ̗̀ ( ˶´ᵕ`˶) ̖́-」
「あはは!良かった!美味しそうー!」
「…ほんとに、美味しい、よ!」
「ありがとう!」
皆でいつものようにご飯を食べ終わり、自分の自由時間になる。
私は何故かとても疲れていてお風呂が入った後、すぐに寝てしまった。
私と恵の部屋は数がなくて同じだから、下に布団を敷いて寝ている。
私は布団に入るとすぐに寝てしまった。
「るじゅ!何をしたの!?」
「今すぐ出ていけ!」
「気持ちが悪い子ね」
「ごめ…な…さい、」
「…ごめん…な…さ…」
「…」
今まで何回も言ってきた言葉。
「お母さ、」
「あら、こっちの方にあったかしら?」
「…ねえ、」
「あなたー、ちょっと来てー、?」
「…」
何回も無視をされた。
「「お前なんか生まれてこなけりゃ良かったのっ!」」
「…」
息ができない。苦しい、助けて、誰か、助けて
「…!…じゅ!るじゅ!」
「はっ…」
大丈夫か?と心配そうに覗き込む恵。
夢?だったんだ。その安心さと夢で鮮明に思い出された恐怖が込み上げ泣き出してしまった。
「うっ、ひぐっ…ひっ…」
その瞬間恵は目を見開き、苦しそうに顔を歪めた後、私の腕を引っ張った。
「…!?」
「…大丈夫、俺がいる。」
「…!」
「大丈夫安心しろ、わかってるから、今は泣いてもいいから。だから、」
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎抱え込むな︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎
「…!う、うわああああん!ひっ…ひぐっ!わああん!」
恵は私が泣き疲れて寝てしまうまで抱きしめてくれていた。
次の日起きた時に隣で手を握って寝てくれていた恵。
「…ありがとう…」
私はもう一度ギュッと手を握り眠りについた。