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あの日から少しづつ話せるようになってきた。
あっという間に時はすぎてついに高校一年生になった。
「いやー、るじゅも大きくなったねー」
「…?急にどうしたの?」
「べつにー?」
「今日は新しい任務に行ってもらおうかな!」
「任務ですか」
いつの間にか隣には恵がいた。
「そ、でも今回は簡単なものだから恵1人でも充分かな?」
私は呪霊が嫌いだけど、その内容を聞いて行きたいと思った。
「その学校はね、宿儺の指があるんだ。だから、」
「悟にい、それ、一緒に行きたい、」
「珍しいね、るじゅが行きたがるなんて!」
確かにそうだけど一応呪術師だよ?私
「…宿儺の指、恵見た事ないでしょ?それに、感じれるし」
私の術式は動物操術だ。その名の通り動物を操る、まあ、五感なんだけど…
だからケモ耳が生えたりする。うるさくなるからちょっと苦手だけど
「そうだね、それじゃあ!るじゅも一緒に行ってきてね!」
中学校に着く。気配が濃いな。犬の鼻を操る。
周りにバレないようにマスクで隠す。
ピンクの髪の男の子が前を通り過ぎる。
バチッ!
恵と顔をあわせて走り出す。
でもあの男の子は早すぎて追いつけなかった。
「るじゅ、今ので誰が持ってるか分かったから帰っていいぞ、」
「…分かった、でも、他の呪霊が…よってこないように気をつけ…てね?」
「ああ、それじゃあるじゅも気をつけて」
私は高専に帰る。悟にいは出張かなんかでいない。
先輩たちはいるのかな?
帰ってグラウンドに行ってみる。
あれは2年生の先輩がみんないる、
「お、るじゅ!?」
「…こ、こんにちは…」
あまり慣れてる訳では無いからドキドキしてしまう。
「しゃけ」
「あ、こんにちは」
狗巻先輩の言葉がわかるみたい。私からしたら普通に話してるんだけど、みんなからしたらおにぎりの具で話してるらしい。
そして、呪言も効かない。
「おー、るじゅ!お前、今日任務だったんじゃないのか?」
「あ…えっと…」
「すじこ(ゆっくりでいいよ)」
「….*・゚(*º º*).゚・*.」
「さっきまで…任務だったんです…けど、か、簡単だったんで先に上がら…せてもらいました。」
「そうなんだな、どうする?相手ならパンダがしてやるぞ?」
「俺かいっ!」
「(*´艸`)」
「「「(くっそかわいい)」」」
とりあえずパンダ先輩に相手してもらうことになった。
パンダ先輩にしがみついて離れないでいたら投げ飛ばされそうになって
「ひぇゃ…」
と変な声が出てしまって狗巻先輩がすごい顔して引き剥がしてくれた。
今日も疲れたなーと布団に入る。
コンコンと扉がノックされたから開けると悟にいとピンク髪の男の子がいた。
「はーい、こちら今日から入学した宿儺の器!虎杖悠仁くんデーす!」
「こんにちはー!虎杖悠仁でー…」
と悠仁君は止まって顔が赤くなった。
「るじゅ、挨拶ー!」
「あ、…五条…るじゅ、です」
なんかこれからすごいことになる気がする、
仲良くねー、と言われ去っていく。
まずは寝よう。そう決めて布団に入った。