「な、何言ってるの? 」
「いつも話す時目死んでる。」
バレたくない。
「いやー笑ってるよ笑」
絶対にバレたくない。
「…そっか。」
「うん笑てかさ昨日さー。」
良かったと同時にやばいと思ってしまった。その子は唯一の喋れる子でいつも見透かされてるような気がした。けどそこまでバレてるとは思ってもいなかった。
(もっとつけなきゃ。)
頭が爆発しそうになる。もう嫌になりそうで怖かった。その時1件のLINEが来た。
「さくら!聞いて!」
好きな人からだった。少し嬉しかっ たのと同時に恐怖がでてくる。やめて、その言葉だけは。
「好きな人ができた。」
途端に息が詰まった。
「そっかァ。そうだよね。」
急に目がぼやけてくる。あ、また私泣いてるのか。泣きすぎだろ笑。あーあ私の恋本当に終わったじゃん。
「…結局。」
「私はあなたの”1番”にはなれないのね。」
と思ってた時にまた息が止まる。
「その好きな人はね。」
「同性なの。 」
「え?」
つづく
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