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「あら、ごめんね。ベットから降りてきてもらっちゃって、、、この子。新しく同じ病室になる、春奈ちゃんよ。」
「よろしく!!」
看護師さんの後ろからひょこっと出てきた。今まで私は1つの病室を1人で占領していた。しかし、新しく人が入るというのだ。私はできるだけ1人がいい。
「えっと、、、他の病室じゃ、、、」
「ごめんね、、、ここしか空いてなくて、、、」
「は、はあ、、、」
私は渋々もう1人の人を受け入れることになった。私は勉強を始めようとする。
「あっ!高2のドリル!!同じ学年だ!!」
「あっ、、、そうなんだ、、、」
(ヤバイヤバイヤバイ、、、同年代の人ってどう接すればいいの??え、、、こういうときは、名前とか聞くのが一番??わかんないよ〜!!!!!)
私は焦りまくる。すると、
「私は春奈!!昔から体が弱くて、学校とかほぼ行ったことないんだよね〜。心臓の病気で検査とかいっぱい!」
「え、あっ、私もです、、、昔から体弱いし、学校行っても貧血で倒れるし、検査とか薬とかいっぱい、、、心臓の病気だからって多い気もするけど。」
すると、春奈ちゃんは明るい声でいった。
「私達同じじゃん!!」
春奈ちゃんはにこりと笑う。私は不思議だった。どうしてそんなに笑えるの?毎日検査で嫌になってるはず。どうしてそんなに元気なの?薬がありすぎるせいで、ベットから立ち上がるのも嫌なのに。
→続きは第3話で!