テラーノベル
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rdpn
【ワンク】
・すでに付き合ってる(付き合って数ヶ月)
・学パロ
・ガチRは入ってない(キスシーンだけ)
・結構rdがノンデリ感あるかも
・話の内容結構純粋
・キャラ崩壊してる可能性有り
・解釈違い(全然ある、ガチごめん)
pn「ねぇねぇ、らっだぁ?」
rd「どうしたの。ぺんちゃん」
pn「今さらなんだけどさ……勉強教えてくれない?」
rd「えぇ?」
らっだぁが動揺するのも無理はない。
今は二学期期末テストの一週間前、いつもの俺ならこんなギリギリにらっだぁに勉強を見てもらうことはないし、1人で勉強するにしても教えてもらわないと大事になる程やばい点数ではない。
ただ今回は少しだけ、少しだけいつもよりいい点数を取りたい。
さきほど授業が終わり、みんなが帰る放課後。俺はまだらっだぁと教室に2人で残っていて。
らっだぁはけだるげに頬杖をついている。
rd「珍しいね。ぺんちゃんがこの一週間前に勉強教えてほしいだなんて」
rd「いつもだったら最初っから一緒に勉強するか二週間前くらいには言い出すのに」
pn「まぁね、で!そんなこといいから今回のテスト範囲のこと教えて!!!」
rd「いいよ。じゃあまずは数学からやろうか」
pn「うん!」
rd「そこでこの公式を当てはめて……」
pn「カキカキ……」
rd「・・・・・・・」
らっだぁの教える勉強はとてもわかりやすい。
丁寧に教えてくれるし、もし間違えたら少しずつヒントを出して自分の力で解けるように教えてくれる。
いっそ教師になったらいいんじゃないかと思う。
……ただ先ほどから目線が気になる。いや、ちゃんと勉強は教えてくれてるんだけどなんか目線がちょっと……
pn「……ねぇ、さっきからどこ見てんの?」
rd「え?ぺんちゃんの太もも」
pn「なんで!!」
rd「いやぁ。最近ひざ枕してもらってないなって」
pn「えぇ……?」
rd「だってここ最近ぺんちゃん忙しそうにしてたじゃん。家族旅行に行ってきたりノアさんたちと遊びに行ったりさ」
pn「まぁ。確かに…?」
rd「家でも親帰ってきちゃってるからイチャイチャできないし〜」
rd「だからひざ枕もしてもらえてないから、そりゃあ気になって目がいちゃいますよねぇ?」
pn「あぁ〜はいはい。そうですかー」
そんなことを話しているうちに俺は一応今やってるところは終わった。
それを確認したらっだぁが「ふああ…」とあくびをして、立ち上がる。
てっきり帰るのかと思い、俺も慌てて自分の席に戻りカバンを持って追いかければ、
rd「屋上で15分だけ寝るから」
なんて言葉がが前方から飛んできた。
pn「え、屋上で寝るの?」
rd「もちろんぺんちゃんのひざ枕つきで」
pn「え?!ここ学校だよ?!//」
rd「別にひざ枕くらい大丈夫でしょ。それに放課後の屋上なんて誰も来ないよ」
pn「はぁ……わかりましたよ」
なんでか毎回こうやってらっだぁに言いくるめられる。
論破されるっていうか……らっだぁが話すとなんか異様に説得力があるんだよなぁ……
しぶしぶ了承し、少し後ろを歩きながららっだぁについていく。
100歩譲ってひざ枕するのはいいけど、らっだぁが寝ちゃったらかまってもらえないのが寂しいんだよね。
ゆっくり話せるはずの放課後が……!
-屋上にて。
心地いい風が吹いていて、快適で寝るのにもってこい……な場所なんだけれども!
そして、らっだぁも忙しくて、ここ最近少し寝不足気味らしくて睡眠を取らなきゃいけないって、わかってはいるんだけれども!!
せっかく一緒に過ごせる放課後。そばにいるのに話せない状況がツライ……!!!
え?いつも休み時間とか話してるじゃんって?それでも時間があればらっだぁと一緒におしゃべりしたいの…!
pn「やっぱり寝るの?らっだぁ」
rd「うん。ひざ枕お願い」
pn「…………」
rd「…………」
rd「……どうしたの。いきなり元気なくして」
pn「えっ、いや、それは……」
らっだぁはひざ枕、ひざ枕って言ってくるけどさ、俺だってらっだぁにしてほしいこといっぱいあるのに……。
pn「あ、あのね、らっだぁ」
ひざ枕をする姿勢になる前に、思い切って話を切り出してみる。
早くも心臓がドンドン鳴り出して、一瞬で体が火照ったみたいに熱くなった。
らっだぁは「どーしたの?」って下から顔を覗き込んでくる。
視線がぶつかってクラっときた。
pn「次のテスト……今回の期末ね、あの……僕がんばるから、いい点取れたら……えっと……その……」
……言え!!がんばれ俺!!!
pn「いい点取れたら、キスしてください……!!!」
目を瞑って、一気に吐き出した。
らっだぁが、何か言うのを目を瞑ったまま待つけれど、数秒たっても返答なし。
まさか呆れられた!?
がっつきすぎた!?
引かれた!?
いや、らっだぁに限ってそれはないと思うけどぉ……
ヤバい! どうしよう!!
目を開けるタイミングを見失った……!
んあああああっ、どうしーーー。
rd「ホント、ぺんちゃんってバカ」
pn「……バカ?」
予想外の言葉に無意識に目を開き、顔を上げ、らっだぁと目線を合わせる。
らっだぁはちょっと怒ったような顔をしていて……。
えっ、待って、怒ってる!?なんで!?
必死に頭を働かせていると、
rd「もうバカすぎて、ホント手に負えない」
言葉とは裏腹な優しい声音で、ぎゅうっと抱きしめられたーー。
ドンドンドンドン。
ドンドンドンンドンドンドン……。
らっだぁの胸の中に顔をうずめて……よいうか、無理やり押し付けられた状態。
らっだぁの腕がしっかりと俺を包み込んでる。
ドキドキしすぎて状況に頭が追いつかなくなって、考えるのをやめると、
pn「あの、らっだぁ……好き。大好き」
そんな言葉が、自分の口からこぼれた。
腕の力がわずかに緩められたかと思えば、次の瞬間、俺の肩にらっだぁの体重がかかる。
pn「えっ、ちょっとらっだぁーー」
ひやり、と、背中に冷たい感触。
静かに、でも若干荒々しく、屋上の扉の壁に体を押さえつけられた。
こ、これは……!
壁ドン……!!
え、なんで?マジなにやっての?///
俺を見つめるらっだぁの瞳が、なんだか熱っぽい。
それにつられて、俺の体も一段と熱を発しはじめる。
綺麗な顔が近づけられて、頭がクラクラ、胸はドンドン、緊張で足までフラフラ。
見つめられて恥ずかしいのに逸せなくて、らっだぁの瞳の中にとらわれたまま、そっと目を閉じれば、ふっと視界が暗くなって、甘い香りに包まれた。
胸が張り裂けそうな俺に、らっだぁは、そっと唇を落とす。
優しくなぞるようなキスから、軽くついばむようなキス。甘いリップ音が響いて、息が苦しくて、でも、その苦しいのが気持ちよかった。
pn「ん、……ぁ」
キスに慣れていない俺は、唇が離れた時は、もはや酸欠状態で、目にはなぜか涙が滲んでし、脚には上手く力が入らなくて、気づけばらっだぁの腕に支えられて立っているし。
pn「ド、キドキしすぎて死にそう……っ」
rd「俺の理性も死にそう」
pn「らっだぁ大好き……」
rd「あのね、ぺんちゃん。それ以上言ったらダメ」
今度は手のひらで口を塞がれた。同じ男なのに俺より一回りほど大きい手は正直とても居心地が良かった。
塞がれたことに対して、なんで?という意味を込めて見上げると、
rd「俺がダメになるからダメ」
と、意味不明な答えがが返ってきた。
でも、そんなこと言ったら、今度こそどん引かれると思うので、言わないでおこう……。
pn「我慢する……」
rd「うん。ますますいじめたい」
pn「え、なんて?」
rd「ぺんちゃんが愛しいってこと」
pn「っ! 俺も! らっだぁが大好ーー」
rd「はい、ストーップ。喋らないでね」
pn「……やだ、喋りたい」
rd「なんで」
pn「もっとキスしたい……もん」
rd「……帰る」
pn「ええっ!? ちょっと! ガーン!!」
rd「……ガーンって口で言うの」
心底呆れたような顔で突っ込まれて、さっきまでのロマンチックな雰囲気が、ガラガラと崩れていく。
pn「キスしよ!キスしたい!!です!!!」
もういいや!と開き直った俺は必死で訴えかけるものの、全く聞く耳を持ってもらえず。
rd「テストで100点取ったら、いーよ」
なんて、背を向けたまま、条件付けられた。
100点なんて鬼!!らっだぁじゃあるまいし!!!
でも、テスト勉強、頑張ってみようかな。
そしたらもっと恋人っぽいこと、してくれるかもしれないし!
負けずに頑張ろう。テスト。
見てろよ、らっだぁ!!!
rd「まぁ、100点取らなくても俺がしたい時にキスするけどね」
はい、という事でね!!!いやーどうだったでしょうか?!
私がいつも見てるような感じのrdpnじゃないので、結構解釈違いがあったかもしれないんですけど、まぁ結構内容純粋な感じで書いてるんで!!!致し方なし!ということで!!!!
それにしても初めてこんな長いの書きましたよ!!!!「小説を書くきっかけ」になりましたね!!!!!
ちなみに3700字でした!!!!正直私は読む側の人間の時の意見として、ノベルで書かれている場合は3000文字は欲しい民です!!!だから長いなぁって思った方は申し訳ございません!!!
コメント
4件
可愛すぎて悶えました😇 書いてくれてありがとー!
解釈一致すぎるっっっ