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「 すれ違い 」
『』 二番さん
「」 三番さん
nmmn 注意 。
ご本人様には関係ないです 。
コメントなどでご本人様の名前を出さないでください 。
死ネタあり 。
二番さんヤンデレ ?
物語内では名前出
ほとけ said
『 初兎ちゃん 。 おはよう ! 』
目にハイライトが入っていない 、 鎖に繋がれている君を見つめる 。
『 なんで 、 なんで僕のこと無視するの ? 僕はこんなに愛してるのに 。 』
つい苛々して手がでてしまった 。 パチンッと頬を叩いた音が部屋に響く 。
「 いむく 、 ごめんね 。 」
今にも泣き出しそうな顔で初兎ちゃんが謝ってきた 。 別に泣かせたいわけじゃなかったんだけど 。
『 煩い 。 泣くなよ鬱陶しい 。 』
苛々が抑えられず 、 鳩尾辺りを殴る 。
「 う” 、 げほっ 。 」
お腹を抑えて蹲っちゃった 。 そんなに強くやってないんだけどな 。
『 初兎ちゃんってこんなに弱かったっけ 笑 僕ね 、 弱い子には興味ないの 笑 』
大好きな君に残酷な事を言う 。 よく考えてみたらこんな事を言ったのが間違えだったのかも
。
ガチャ
鎖を全て外して君を自由にさせる 。 泣きついて縋って来るかななんて考えたけど 、 ぼーっと一点を見つめているだけだった 。
『 つまんな 。 』
そう言い残し 、 僕は部屋を出た 。 どうやら僕への気持ちは無くなってしまったみたい 。
初兎 said
『 つまんな 。 』
そう言い残して君は出ていってしまった 。 僕は捨てられたんだと実感した 。
「 いむくん 、 ごめんねっ ごめんね 。 」
この声は届くはずないのに 、 何度も謝る 。
謝ったら戻ってきてくれるかと一瞬期待したものの 、 そんな事はあるはずなかった 。
「 もう 。 死んじゃお 笑 」
君に愛されないのなら 、 生きる意味なんかないと思い 、 自由になった体で首を吊るための縄と台を取りに行く 。
「 よし 、 いい感じ 。 」
持ってきた縄を天井から吊るし 、 台を置く 。
「 いむくんの服 … 最後くらいいいよね 。 」
君が恋しく 、 つい服を着てしまった 。 ピッタリのサイズのパーカー 。 君に包まれているみたいで幸せだった 。
「 あ 、 そうだ 。 」
近くにあった紙に君への気持ちを書く 。 もう僕のとこには戻って来ないだろうけど 。
これで 、 未練は無くなった … ? いや 、 最後くらい愛してるって言って貰いたかったな 。
縄に首をかける 。 でも怖いことなんてない 。 君と一緒だから 。
ガタッ
首が絞まる 。 少し苦しいけど 、 君の匂いで落ち着く 。 いむく 、 今までありがと 。
ほとけ said
少し頭が冷やせたので家に帰る 。
僕のこと恋しくなって泣いちゃったりしてないかなと考えると 、 自然に頬が緩んでしまう 。
『 ただいま 。 』
しーんと静まり返った家 。 寝ちゃったかなと君の部屋に向かう 。
『 え … ? 』
僕の服を着て 、 幸せそうな顔で縄にぶら下がっている君 。 君は僕のことがまだ好きだったの .. ?
急いで縄から下ろすが 、 生きているとは思えないくらい冷たい体の君 。
『 ごめんね 。 』
僕がもっと優しく愛してあげればよかったと後悔する 。 そうしたらもっと長く二人で生きられたのかな 笑
『 僕もそっち行くからね 。 』
君の額に口付をする 。 そして君を抱きかかえて外に出た 。
『 最後まで一緒にいようね 。 』
適当にマンションを選び 、 屋上に向かう 。
少し怖い気持ちもあったが君がいるから安心できた 。
靴を脱いで 、 フェンスをまたぐ 。
『 初兎ちゃん 。 愛してるよ 。 』
貴方を抱きながら 、 落ちる 。
来世も一緒にいたいな 。と心の中で願って 、 僕は意識を手放した 。
end