テラーノベル
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「私も貴方達を殺せるのも忘れずに」
監視員が怒り焦っていることが分かる。
この実験なんて私一人でも壊せる、それをわかってあんなこと言うなんて、馬鹿だなぁ…
「今日の実験はここで終わりです。監視員が来るまで待機してください。」
アナウンスが流れた
部屋に連れてかれるらしい。
「おい、こっちだ。」
私は監視員の後ろについて行った
部屋に着いたと思ったら。ここは人が牢獄か?
と思うぐらい薄汚い部屋だった。
飯は右に取り出し口があるからそこから取れ。
と言われたが、これまた冷たく味がうすいスープ、パサパサなパン、見たことないおかず。
デザートなんてあるわけない。
私は囚人か?
まぁいいだろう。今日あったことはノートにまとめて寝よう。
昨日は全然慣れなくて寝れなかった…
寝れる環境ぐらいしっかしさせてくれよ…と思いながら、朝飯を食べて。また実験部屋に行く
目に入ったのは昨日よりも青く光るなにか
あいつらが私になにか教えてくれると思わない
また何かを考えながら私はただ”何か”を見る
明日起きたら人ではなく蒸気かもしれないと言う恐怖に脅えながら。
私がこいつらに失敗したと言えば全員殺せる可能性だってある。
でもこれ以上私は罪を複ねてはいけない。
あれを壊したらみんな死ぬ。
私も殺してしまったあの人たちのツマミになるような話になればいいのかな。
あの人たちを、死んでしまったあと人達も取り戻したい。私が地獄に落ちても。
でもそんなの無理だから。
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