side.Kt
「う、嘘でしょ……?」
朝起きたら猫耳としっぽが生えていた。夢でも見てるのかと思い頬をつねってみたが痛かった。現実だ…どうしよう、このままじゃ外に出れない…!!しかもそれ以外に大問題があって…。
「まぜちに見つかったら何されるか……」
「俺に見つかったらなんだって?」
「ピギャァァァァァ!!」
「うるさっ!!」
言ったそばからフラグ回収!!さよなら僕の1日!!
「お、猫化の薬ちゃんと効いてるじゃん」
「お前か犯人!!!!」
「まあまあ怒るなって」
「怒るよ!!そりゃ怒るよ!!なに勝手に人のこと実験台にしてるんだよぉぉ!!」
何を当たり前のことを…と思いながらベッドを降りる。顔を洗って朝ごはんの準備をする。猫は嗅覚いいのか分からないがいつもより匂いを敏感に感じ取る。
とりあえず今日は家に篭ろう…。そう思いながら朝ごはんを食べる。食べ終わったあと、ソファに座りながらどうすれば治るのかずっと考えていた。
1番無難なのは時間経過だけど1日で治らなかったらどうしよう……。そう考えていたらまぜちが隣にやってきて猫耳の辺りを撫で始めた。なんだかものすごくムズムズする。
「ちょ、まぜち?!」
「んー?なぁに?」
「なんかムズムズする……」
「そっかぁ〜」
まぜちに問いかけるも知らんぷり。しかもいつもより強く感じるまぜちの匂いのせいで腰が揺れそうになる。
「あれ?腰揺れちゃってない?」
「揺れてなッ………」
「へぇ〜…」
急にしっぽに手を伸ばすまぜち。付け根の辺りをギュッと掴まれる。その瞬間背筋を這い上がるような感覚に襲われた。
「んやぁッ♡にゃ、にゃにこれ?!」
「あは、完全に猫じゃんけちゃw」
「ちがッ♡ねこじゃなッ♡」
「じゃあ我慢してみて〜♡」
そういうや否や意地悪のように耳の生え際をサワサワと撫で始めるまぜち。手つきがやらしいせいでゾクゾクしてしまう。
「ひッ♡ちょッ、やぁッ…♡」
「辞めないよ〜」
「ふ、くッ…♡」
「声抑えんな♡」
「に”ゃあ”ッ♡」
声を抑えようとしたらしっぽの付け根を強く掴まれて感じてしまう。そういえばどこかで猫の性感帯はしっぽだと見た気がする。くそう、はめられた…。
「完全に猫だね〜♡もう勃ってるじゃん♡」
「ごめんなさッ…♡」
「ベッド行く?」
「行く……♡」
お姫様抱っこで連れてこられたまぜちの部屋のベッド。閉め切られたカーテンから光が漏れる。そうだ、まだ昼じゃん…。昼から盛るなんていつぶりだろう。
「昼間から交尾できて興奮してる?w」
「……してないもん」
「嘘つけ。発情しきった顔してるくせに」
「んぅッ…♡ふッ…♡」
まぜちのキスのせいですぐにとろとろになってしまう。これに関しては僕は何も悪くない。だってまぜちのキスが上手いから。
僕がキスに溶かされてる間、まぜちは器用に僕が着ている服を脱がしていく。
「キス気持ちいいね♡」
「ぅん…♡」
「もうナカトロトロじゃん。そんなに挿れて欲しいの?」
「ほしい……♡」
「ッお望みどおりに…ッ♡」
解かしもなく一気に挿入されていつもより乱暴に犯される。ガンガン奥を突かれて気持ちよすぎて汚い喘ぎ声しか出なくなってしまう。
「ん”ぉ”ッ♡あ”ぁ”ぁ”ッ♡」
「あは、頑張れ〜♡」
「い”ぐッ♡い”っちゃぁ”〜〜ッ♡」
「はやっw今からこれじゃもたないよ?w」
まぜちのフェロモンに充てられたからかいつもより感度がいいしもっと求めてしまう。今日ばかりは淫乱と言われても仕方ない気がする。
「ふぐぅッ♡や”ぁ”ッ♡」
「ほらほら♡いっぱいイきな?」
「ん”ん”〜〜〜ッッッ♡」
「かーわい♡メス猫じゃん♡」
「ちがッ♡あ”ッ♡ひぎぃッ♡」
ニコニコと笑顔を浮かべているとは思えない腰の振り方のまぜち。的確にいい所をゴリゴリ擦りながら激しくピストンしてくるからすぐにイッてしまう。
「い”ぃ”〜〜〜〜〜ッッッ♡」
「イくの早すぎw発情期のメス猫だから?w」
「ふぅ”ッ♡う”ぅ”ッ♡」
「声我慢しないの〜。イき狂ってヨガってる声ちゃんと聞かせて?」
まぜちの声が好きすぎて声だけでイッちゃいそう。てかもう既に何回もイッてるんだけどね。僕とまぜちって体の相性いいのかな?
「はッ、締め付けやば…♡」
「きもち…ッ?♡」
「ったりめぇだろ、がッ♡」
「あ”あ”あ”あ”ッッ♡い”く”ッッ♡」
すれすれまで腰を引いてから一気に奥まで打ち付けられる。目の前がチカチカする。やばい、トびそう…。いつも以上に乱暴に犯されてちょっと興奮してしまう。
「やば、出そう…」
「ナカにッ♡まぜちのあったかいのちょーらい?♡」
「お望みどおり種付けしてやるよ♡」
もう一度奥まで挿れられて結腸まで嵌まる。ドプドプと大量にまぜちの熱い精子が注がれる。僕の許容量がそれに追いつくはずもなくドロドロと溢れてくる。
「あっつ……♡」
「えっろ…。もっかいする?」
「もういい…ねこはかんべ、ん”に”ゃぁ”ッ♡」
「強制でーす♡トぶまでがんばろーね、けちゃ♡」
休みたかったのに2回戦突入して意識飛ばされて気づいたら朝だった。猫化は治ったけどもう本当に猫は懲り懲りである。
翌朝(おまけ)
「い”っっった!!!!」
「なにけちゃ…うるさい…」
「僕のこと動けなくしといてなんでそんなのほほんとしてるのさ!!ちゃんと看病しろこの変態!!」
「はぁ?!トんでも尚締め付けてくるお前が悪いだろ!!」
「僕なんも悪くないじゃん!!次変な薬使ったらもう一緒に寝ないからね?!」
「それは嫌だ!!」
少し早い猫の日ネタです。
最近どんどん小説のネタが出てきて困ってます。
コメント
2件
まぜけちゃ最高やԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ